緊急!家族会議をすることになった。
議題は、桜が本当に中学受験をする気はあるのか?
中学受験をすることに決めて走り出したのはいいのだけれど、6月の後半になると目に見えて桜のやる気が落ちているのに気がついた。
前にも書いたけど、親として「●●中学校に入って欲しい。」という気持ちが桜をいやいや受験に向かわせているのであれば、それは本末転倒と考えている。
桜が本心では地元の公立の中学校に行くのを望んでいるのだとしたら、この中学受験は親のエゴにつき合わせているだけになってしまう。
そもそも、 本人がこの中学受験に乗り気ではないのなら目標とする中学校の合格を手に入れることは難しいと思ったのです。
【桜は本当に中学受験をして目標の学校に入りたいと思っているのか?】
このことを確認をしなければ、家族みんなの時間も労力もお金も全て無駄になる。もちろん桜もしたくは無い努力を強いられることになる。
だから、本当に公立の中高一貫校を受験するのかを家族会議で話し合うことにした。
パパは、いいのか悪いのか?聞きたいことはいつもストレートに聞いてしまう。
パパ 「桜は、中学受験をしたいと思っているのか?中学受験はいやなのか?
それを確認したい。」
「もし、何ヶ月か勉強をしてきて中学受験をしたくない。やっぱり勉強はいやだと
思っているなら桜が辛いだけだと思うよ。
「いやいや中学受験するくらいなら大好きな習い事に一生懸命取り組んだほうが
ずっと意味がある。それで、地元の中学に行けばいいさ。パパもママも中学受験を
して必ず目標の学校に入りなさいとは思っていないよ。」
「なので、桜がどんな風に考えているのかを知りたいんだけど。」
桜 「受験はする。」とぼそりと答えます。
そんなぼそりと受験をするなんて言われたら、なんかこの中学受験というのがしなければいけないもので、そこから外れてはいけないのでやります的な回答に思えたんですね。
桜にそんな選択をさせてしまっているのなら、それは最悪なことだと思いました。
パパ 「桜っ!全然、受験やーめた!って思っているなら言っていいよ。そんなことでパパは
絶対に怒らないし。」
「約3ヶ月くらいか?勉強はしてきたけど、こんな大変なら、地元の中学に行こう!
っていうのは、ありだよ。反対する気はないし。その選択は悪いことではないよ。
普通は、中学受験をしないで地元の中学に進むこの方が多いんだから。」
「パパは受験勉強のサポートはするけど、本人に【ヤルぞ!】って気持ちがないと
絶対に受からないのはわかっているし。桜の意思を尊重するよ。」
「これまでと同じ様に中学受験をするなら協力を惜しまないけど。桜はどうしたい?」
桜 「受験はする。自分が行きたい。」と元気はありません。
やっぱり中学受験をして目標の学校には入りたい様子なんですね。
目標としている中高一貫校の学校見学もしているので、その学校の活気とかも体感しているからそっちに進んだほうがいいのは本人もわかっているようなのです。
では?なんで勉強に力が入らないのか?やる気がなくなっているのか?が気になるのでストレートに聞いてみました。
パパ 「そっかぁ〜。じゃあさぁー、今 勉強に力が入っていないでしょ?それは何で?
わからないことだらけになってきた?」
「それとも、友達となんか、学校でトラぶっているとか?勉強に力が入らない理由が
何かあるの?」
桜 「・・・・・(無言)」 首をひねっています。
私の中では、勉強がわからないことだらけで、何をしたらいいのかわからない状態に陥ると勉強がはかどるはずもないと思っているんです。
プライベート(人間関係)で問題を抱えていたらこれまた同じで、勉強どころではないと思っています。
正直どちらかなのかな?って思って聞いてみたんですけどよくわからない・・・??
こんな状態の会話が続いて、パパ的にはなんか釈然としないんだけど・・・。
「 まぁ〜、そんなこともあるわな!」と気持ちを切り替えて勉強の仕方について聞いてみた。
パパ 「一緒に勉強をやったほうがいいなら、家庭教師の時間を作るよ。どうする?
自分で進める。それとも、一緒にやるか?」
桜 「一緒にやったほうがいい。」と答えるものの元気はありません。
パパ 「じゃあそれは、OK。わからないところ・・・・ >>緊急!家族会議 その2へ
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