基礎がしっかり固まっていますか?
勉強に対するやる気や集中力は重要なのですが、やる気だけあっても学力は上がっていきません。
そこで、次に大切なのが各教科の基礎ができているかということです。
学力を上げるには、難しい問題がどれだけ解けるかということに目が行きがちだけど実際にはそうではないのです。
基礎を繰り返し学ぶことでしっかりと基礎学力ができている子供の学力は安定するのです。
ですが、受験のため駆け足で基礎を学んだような人は、その知識が頭に残っている間は学力が高く出るのですが、あいまいな知識が薄れたり忘れてしまった時点から今まで解けていた問題が急激にできなくなってしまうのです。
こんなことが、本当に起こるのです。
解けていた応用問題が解けなくなる症状は、基礎の知識が頭に定着していない証拠といえます。
それを防いで安定して高い成績を維持するためには、基礎の反復をするしかありません。
海外に1,2年留学して英語をしゃべれるようになって帰ってきたけど英語を話す機会がなく、年々英会話の力が衰えていくというのはよく聞く話です。
ですが、日本で何十年と暮らしている私たちは、10年間日本語を話さなくてもおそらく日本語を使いこなせるでしょう。
それは、日本語が頭に定着しているからといえます。
基礎の反復をすることで記憶の定着度合いは全く違ってきます。
基礎の定着度合いによって応用力も自然と身についていくといっても言い過ぎではありません。
基礎がどれだけしっかりと身についているか?
これが高い学力を生み出すあまり知られていない秘訣といえるかもしれません。
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