桜が見せてくれた、テストの散々な結果を受けて、受験に向けた算数の弱点克服のために何をしたのかをお伝えしようと思う。
学習指導要領での弱点の洗い出し!
桜のあまりの算数の成績の惨状にパパが家庭教師をすることになったわけだけど。
じゃあ、どうやって成績を上げようかと考えたときに、教えるパパが小学校の高学年になってから学校で何を教えているのか?桜が何を勉強しているのかがわかっていないなと思ったんですね。
先生役のパパが何を教えたらいいのかわかっていない状態なわけなんです。
なので、小学生の学習指導要領をネットで検索して引っ張り出してきました。
小学校の学習指導要領を見る >> 学習指導要領
学習指導要領に沿って4年生から6年生の範囲の中で桜が問題を「解ける」「解けない」を確認していけば
【できない部分】 がわかるだろうと考えたんですね。
実際にそれを実行してみると出るわ!出るわ!わかっているようでわかっていない中途半端な単元。そして、まったくわかっていない単元。
なかには、「なんか聞いたことはあるかも」なんていうレベルまで出てきました。
もちろん、中には、しっかりと理解ができている単元もありました。 (^^ v
特にひどかったのが5年生後半から6年の範囲でした。
この見直しをしたのが6年の夏ですから、6年の後半に習うことは除いても、正直桜はわかっていないことだらけな状態でした。
私は、この見直しをして思いました。
「 これじゃ、勉強が面白い分けないよね。」って。
学習指導要領でわからないところを見つけ出す作業をしたおかげで、単元ごとにわかる、わからないを振り分けることができたのです。
ですから、これから勉強をしなければならない部分がどのくらいいあるのかが一目でわかるようになりました。
どのくらいの勉強が必要なのか?と何をすればいいのか?これが見えるのが勉強を進める上で、非常に大きいことなのです。
桜の場合は、算数でしたがこの方法は他の教科にも応用できる方法だと思います。
わからない部分を洗い出せれば、あとは、根気よくわからない部分をわかるに変えていく作業になります。
とにかく、成績が悪いときには、わからない部分を把握することが大切なのです。
だって、単純に考えるとわからないことがあるから成績が上がらないわけです。
よくやってしまいがちな、間違った勉強の方法は、特定の応用問題の一問だけを解けるようにする教え方がありますが、それでは、なんの意味もないのです。
同じ応用問題が出題されれば、もちろん解答できるでしょう。
でも、 同じ問題でなければ解答できないということが起こってしまうのです。
なんで、問題が解けないのかを追求していくと、実は、少数と少数の掛け算がわかっていないなんてことはよくある話なのです。
その、少数と少数の掛け算が説けるようにならないと根本的な学力は上がっていかないのです。
テクニックや丸暗記では、成績を立てなおすには不十分ということです。
特定の1問を解けるようになっても応用力はつかないのです。(キッパリ!)
成績がひどいときや伸びないときには、基本に戻っての勉強が必要なのです。
でも、凄い時間がかかるのでは?と思う人もいるかもしれません。ですが、実際にはそんなことはありません。
桜の場合、できない部分の把握は、学習指導要領に沿って4時間程度で完了しました。
4年生〜6年生までの算数のカリキュラムをすべてを見直してです。
わからない部分を洗い出したところで、今度はわからないをわかるのする勉強に移っていきます。
パパが桜に マンツーマンで教えて、夏休みの丸2日を使って合計12時間くらい。
それでも時間が足りなかったので、隙間の時間を使って、2時間を2回ほどでわからないをなくすことができました。
合計16時間の家庭教師をしました。
もちろん、算数がわかるようになったとはいえ算数の基本の部分です。
応用問題まで対応できるようになるのは別の勉強が必要です。
これが、8月の頭のことです。
8月の中盤は、さらに算数の力を上げるために小学校のテストを使った基礎がためをしていくことになります。
夏休み中に終わるのかなぁ〜!?
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