1月11日
昨日の晩、いつものように勉強をしていたのですが、どうも桜の取り組み方がおかしい。
やる気がない?解かせている問題が難しい?
いろいろ考えたけどそれは違ったみたいで、桜に聞いたところ実力テストのショックを引きずっているとのことです。
桜の様子が明らかに何かがおかしいので、勉強が終わったあとに聞いたのです。
そうしたら、部屋のドアを出るときにボソッと。
桜 「自信がない。」と・・・。
桜は、そのまま部屋を出て行きました。きっと涙をためていたのだと思います。
どんなときでも「 がんばらなきゃね。」「大丈夫。何とかなる。」 こんな調子の桜が、「自信がない。」というのですからかなりヘコんでいるのだと思います。
今までの見たことの無い落ち込み方です。
確かに下から数えて4番目ですし、偏差値25ですから。
正直、勉強をしていなくても取れるのでは?と思ってしまう偏差値です。
これは、勉強をまじめに勉強に取り組んできた桜には酷な結果だったのかもしれません。
桜は、もう布団に入っていましたが、声を掛けました。
なにか、手助けをして今の状態を抜け出さないとどんどん悪いほうに進んで言ってしまいますから。
朝早起きして神社に行こうと誘ったんです。桜はまだ初詣もしていなかったのでね。朝の気持ちのいい空気を吸ってすこしでも気分が切り替わればと思ったんです。
もう、気持ちを切り替える以外に方法はないですからね。
桜もいつまでも落ち込んでいてはいけないと思っているのでしょう、「うん、わかった。行く。」と。
ということで今日の朝は、早起きして桜と二人で地元の神社に初詣に行きました。
桜も私も初詣はしたのですが、実家での初詣だったので、地元の氏神様には挨拶をまだしていなかったのです。
朝の6時におきて、心身と冷える寒い中、洋服を幾重にもパンパンに着込んで10分ほどの神社にお参りに行きました。
その道で、桜には、過去にとらわれないこと、そして、未来を変えるには今を変えることしかないことを桜に話しました。
冷たい 空気にあたりながら、着膨れてぽかぽかなのがなんとも気持ちいい感じです。
そんな中、二人で歩いて話していたら気分が晴れてきたのか、桜はいつもの調子で、話をするようになっていました。
神社について、鳥居の前で一礼。
参道を歩いて神殿に向かっていると空が白み始めました。
手を清めて、神殿の前に2礼2拍。桜は、神様に向かって声を出して【合格宣言】。
桜 「 合格するので見ていてください。」
パパも手を合わせて、桜を合格させることを誓いました。
参道を戻るころには、朝って感じの空になってきて、寒いけど気持ちよく初詣ができました。
桜も気持ちが切り替わったようです。
家に帰って学校に行くまでの間、30分くらいあったので分数の複合問題と距離の計算問題を解きました。
桜が自信を失っているので、解けるレベルの問題をやっていこうと思ったのです。
難しい問題を解くのもいいのだけれど、自信がないときには基礎に立ち返るほうが自信回復にもなると思います。
心情的には、本番まで1ヶ月を切っているので、公立中高一貫校の過去の試験問題をバンバンといていきたいけどその段階ではありません。
自信を回復して、「よし、やるぞ!」となったときに過去の試験問題に移ろうと思っています。
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