受験をするとなると必ず受けるのが模擬試験ですよね。
でも、この模擬試験の結果に一喜一憂して塾の思うツボにならないように注意が必要だと思います。
もちろん塾の思うツボになるのは、子供ではなくて親たちのほうです。
我が家も12月に公立中高一貫校向けの模擬試験を3回受けました。
問題の内容はさすがに模擬試験です。いい内容の問題が出ていました。
初回の問題は、なるほどなこんな感じかといったところ。
2回目の問題は少し、易しめかな?それともうちの子に解きやすい問題かな。
3回目は、明らかに難しい。これは、前回と比べて手ごわいなといった問題。
1,2,3回目と模擬試験を受けると3回目で当然のごとく点数を落とすわけです。
すると親は「ちょっと、ここママで大丈夫??」となるのです。
2回目は、このまま行けば・・【合格】と思えたのに、今回は・・・【完全に不合格】となるわけですから。
ここまでやってきたのに最後のひと踏ん張りをしてもらわないと落ちちゃう。となるわけです。
もちろん塾の思うツボです。塾は商売ですから。
すると、焦った親はどんな行動をとるか?わかりますよね。
受験本番直前講習が必要なのではと思い申し込んでしまうわけです。
決して、直前講習に申し込みをするなと言っているのではありません。
本当にこの時期に必要なのかを見極めなければならないということを入っているのです。
この時期は、試験直前です。
的を絞った、勉強を進めなければなりません。
子供が講習を受けたいというのであれば受けさせるべきです。
でも、親があれを受けろ!これも受けておきなさい!というのはやめた方がいいでしょう。
塾への往復で時間をとられます。講習の内容も1時間なり90分の授業の内容が全て必要というわけではないはずです。
それを何講座も受けたら、拘束時間が非常に多くなります。
もしかしたら、参考書を片手に家でみっちり勉強をする方が効果が高いかもしれません。
夏前とは違うのです。ここでの判断が、合否を左右することだってあるのです。
判断するのは基本的に親になるでしょう。そのときに、冷静な判断ができるようにしてくださいね。
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