桜が自分で受験を決断したとはいえ、小学6年生。
やっぱりまだ12歳の女の子なんですね。
受験をするのだから一年間は勉強漬けにならざる終えないし、勉強を漬けになることでストレスも自然と増えてくるのは目に見えています。
一年間を通して勉強をやりぬくには、勉強面もそうだけど精神面のサポートが大きく影響してくると考えました。
そこで重要なのが親の役目なんだろうと思うのです。
6年生ともなれば、学校での友達関係も複雑になって、会う会わないとか、言った言われたなんてちょっとしたトラブルも起こったりしますよね。
学校の友人関係まで親が目を光らせるのはどうかと思うので、そこのところは「自分で考えて何とかしないさい!」我が家のスタンスです。
でも、そうは言っても中学の受検勉強のストレスも加わってくるのだから、桜にはストレスを発散する場を作ってやらねばと思ったのです。
桜は、劇団に所属しています。金曜日はバレエ、土曜日はミュージカルのレッスンで丸1日を使います。そして、月曜日はタップダンスのレッスン。
5年生までは、塾にも通っていなかったから週3日思いっきり体を動かす場がありました。
でも、6年生からは中学の受験勉強に力を入れなくてはなりません。
中学受験に向けて塾にも通い始めるので週3日なんて時間を習い事には使えないわけです。
それに習い事のお金と塾のお金となると家計の負担も相当なものがあるのも事実。(^^;
桜の下には、楓と椿の2人の妹がいますから、桜ばかりにもというのもあるし・・・。
そんなさまざまな理由から、中学受験の間はバレエとタップの習い事を休止することにしました。
ミュージカルレッスンは、本人も楽しく一生懸命やっているのを知っているのでストレス発散の場として通うことをOKしたのです。
もうひとつ、中学受験の勉強中は精神面を支えるのは家族!
そして、中学受験は家族の受検とであると考えています。
桜に受験するか?しないのか?の決断を迫ったときに、パパとママは協力を惜しまないことは桜に伝えたのは、【中学受験をするに当たって桜に話したこと!】でかいたとおりです。
パパとママが桜の中学受検に対して、協力をおしまいということをもっと判りやすく明確にする意味をこめてこの受検は【家族での受験】と位置づけました。
桜の身長や体重は大人と大差ない大きさになっているけど、やっぱり12歳の女の子。
「自分でがんばれよ!」では荷が重すぎるのです。
桜一人では、がむしゃらに勉強するかもしれないけどそれでは効率が悪すぎるし、4年生のころから受験勉強をスタートさせているライバルに勝つのはなかなか厳しい物があります。
親が桜の勉強に付き合うのはもちろんだけど、目標の学校の情報収集をして、受験をパスするために何が必要なのかを考えて勉強を進めるられるように家族の受検と位置づけたのです。
もちろん本人に中学受験をパスするには、どんな知識が必要なのかをしっかりと話して、どんな勉強をしていくかも決めました。
どんな勉強をすれば、目標とする中学の受験をパスできるのか?
これがわからない状態だと真っ暗な先の見えない道を不安に駆られながら進むような勉強になってしまうからです。
それって凄く辛い勉強の仕方だから、ちゃんとゴールを決めて走りだしたんです。
あとは、決めたことをしっかり計画的に進められるようにお尻たたきも親の重要な仕事と思います。
時には、親が家庭教師になることも必要と思うし、桜のモチベーションが下がったときに元気づけるのも親の重要な役目と思います。
勉強は本人がしなければ、学力はあがるはずもありません。
でも、桜は、目標とする中学の受験に必要なものが何なのかなんてわかっていないし、一年を通して勉強を続けるだけの精神力もまだ足りないと思うのです。
その足りない部分を補うのが親の役目なんだと思います。
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