小学校の学習指導要領は文部科学省が毎年公開しています。
なので、文部科学省のサイトに行けば閲覧できます。
でも、お役所の資料ですから小学校の学習指導要領は文字だらけです。
ちっとも面白くはありません。熟読しようなんて考えたら途中でイヤになるでしょう。
なぜ、学習指導要領を見るのか?
そのポイントは、「何を学校で習っているか?」です。これさえわかれば、そのほかの情報は必要ありません。
極端な話、「何を学校で習っているか?」がわかれば、学習指導要領でなくてもいいわけです。
小学校の教科書を4年生から6年生まですべて引っ張り出してきてもいいのです。
でも、それって大変ですし、もしかしたら捨ててしまったなんてこともありますよね。
参考書の場合も小学校の学習指導要領が変わっていると去年と今年では若干内容が変化している可能性もあります。
そう考えると、一番信用できるのが小学校の学習指導要領というわけです。
指導要領の使い方ですが、文科省のサイトでPDFを開きます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/
たどり着けない場合は、「小学校 学習指導要領」で検索すれば出てきます。
学年ごとそして教科ごとに指導要領がわかれていますので、4年生から6年生の習うことをざっと見れるのです。
もちろん桜の場合は、4〜6年生でしたが、3年生から見直した方がいい場合もありますし、6年生だけ見直せばいい場合もあります。
それは、子供の学習の進度によって親が判断をしてください。
小学校の学習指導要領は、太字で単元が書いてあります。
たとえば、「数と計算」 とか 「図形」 とか 「量と測定」 といった感じです。 「量と測定」 だったらそのすぐあとに少し細かい説明があります。
(1) 面積について単位と測定の意味を理解し,面積を計算によって求めることが
できるようにする。
ア 面積の単位(平方センチメートル(cm2),平方メートル(m2),
平方キロメートル(km2))について知る。
といった具合に学習する内容が書いてあります。
この具体的な内容に沿って、子供の知識を確認していけばいいのです。
むつかしく考える必要はありません。
パパ 「桜、面積の単位ってわかる?」
桜 「???」
パパ 「平方センチメートルってやつだよ。」
桜 「あ〜、わかる。わかる。」
パパ 「じゃあ、平方センチメートルの上の単位は何がある。」
桜 「立方センチ?」
パパ 「違うでしょ。平方メートルでしょ。」
「平方センチと立方センチの違いって判ってる?」
桜 「平方センチは平面でしょ。立方センチは、うーんと。サイコロみたいな形。」
パパ 「そうそう、合ってる。じゃあ、わかってるね。」
パパ 「それではもう一回。平方センチメートルの上の単位は?」
桜 「平方メートル。あと、平方キロメートルもある。」
パパ 「OK、面積の単位はわかっているね。」
「じゃあ、次。」
といった具合に確認をしていけばいいのです。
こんなやり取りの中で、子供のわからない単元を洗いだしてください。
桜の場合は、このような質問を繰り返して4年から6年生の単元を確認したところ、20くらいの単元がわかっていない・十分に理解していないことがわかりました。
もちろん、疑わしい時には、わかっていないとしてチェックをしていきました。
算数の基礎部分でわからないことを無くすのが目標ですから疑わしきはチェックなのです。
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