算数については、夏休みパパが家庭教師をして、3年生〜6年生までの知識の漏れをそうざらいしました。
そうすることで、短期間のうちに学校の成績を飛躍的に回復させました。
とはいえ、もともとの成績が悪かったので中の上までもどったといったところです。
そのときは、小学校の学習指導要領ですべての単元の知識を確認してわからないことをなくすという方法でした。
今回の勉強法は、受験向けの勉強法です。学校の成績をそれなりにしたいというのであれば、学習指導要領でチェックする勉強法で十分だと思います。
今回は中学受検向けですので、学校のテストは100点が当たり前レベルにならないといけません。
そうするためには、すべての単元を見直すとか勉強し直すでは、時間がいくらあっても足りません。
今は4月です。というのなら、時間をかけてもいいでしょう。
しかし、今は10月です。本番までは、4ヶ月ほどしかないのです。
そのために、苦手なところ、わかっていない単元だけをピンポイントで勉強する必要があります。
短期間で飛躍的に算数の成績を向上させた、我が家でのとっておきの方法をお伝えしようと思います。
一週間で、中学受験の算数の基礎部分のわかる。わからない。をそうチェックする方法します。
ですが、子供の頭の中は、内容を理解している単元と内容がわからない単元が複雑に入り混じっています。
何がわかっていて、何がわかっていないということを子ども自身が把握している場合は、その子はかなり勉強が進んでいる子といえます。
解らない単元を克服するには、問題集を何度も繰り返すことで、解らない単元を徐々に潰して受験レベルの基礎力を上げるのもひとつの手段ではあるのですが、理解している部分も繰り返し解く事ことになるので時間がもったいないともいえるのです。
この方法は、学力は上がりますが時間もかかる方法です。
子供が、わからないところだけがわかれば、そこを集中的に勉強すれば言い訳で勉強の効率は飛躍的に上がることになります。
そして、我が家の方法を使えば算数のわかっているところわかっていないところが簡単にそして短期間で確認することができるのです。
その方法は、とっても簡単です。
・ 問題集の最後の問題だけを解く。
これだけです。
単元別に並んでいる問題集なら何でも同じ要領で解らない単元の確認ができます。
単元別になっていることがポイントです。
どんな問題集でも、各ページに 1,2,3 というように大きな設問があります。
この設問の最後の問題だけを進めていくのです。
この方法だと1ページあたり4問〜6問程度の問題をとくことになるはずです。
一単元の中で、基礎と応用に分かれていたら基礎問題の部分だけやればいいのでしょう。
おそらく、ほかの強化を勉強していたとして一週間もかからずに問題集一冊が終わるはずです。
この一週間で苦手な単元を確認できてしまいます。
この方法のポイントは、最後の問題を解くということです。
問題集の問題は、はじめはやさしくできています。解き進めると難しくなっていくというのが一般的な構成です。
だから、最後の問題だけを解くということは、各設問の一番難しい問題だけをといていくことになるのです。
その問題が解ければ、その単元の基礎は理解しているということです。
解けなければ、十分な理解をしていないということになります。ですから、その間違えた問題よりも前にある問題をすべて解くのです。
もちろん、解き方が解らない、考え方がわからないということも出てきますので、その場合は親が教えるか学習塾で習ってくるかをすればいいのです。
学習塾で習う場合にも、わかっていないことがわかっているのですから的確なレクチャーを受けることができるのです。
勉強の基本は、解らないことをわかるようにすることです。
解らないこと・苦手な単元を集中的に勉強すれば最も効率よく成績は伸びていきます。
この方法で勉強を進めれば、短期間のうちに飛躍的に成績は伸ばす事が可能です。
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