| 学習指導要領を使ってわからない単元を洗い出す方法はすでにお伝えしました。
基礎固めの第2段階として我が家で取り組んだのが、小学校のテストを使った勉強法です。
その方法をお伝えしようと思います。
私は、中学受験に必要な学力をなめていたのかもしれません。
というのも、桜が低学年のころから6年生の夏になるまで、小学校のテストで90点前後の点数をとっていれば問題はないだろうと思っていたのです。
90点ほども点数を取っていれば中学受験に対応するだけの基礎学力は身につけられているだろうと考えていたんです。
ですが、中学受験することを前提にするとそれは違った考えのようです。
小学校のテストは、基本が理解できていれば点数を獲得できる問題の難易度になっています。
多少の応用問題はあるものの中学受検のレベルから考えると、基礎が身についているかを確認するためのテストなのです。
ちょっとした応用が利くだけの理解ができていれば、100点を取れるように構成されているのです。
その代わり単元で習ったことが一通り網羅されているので基礎学力を測るにはもってこいの問題の構成になっています。
中学受験をするのなら、小学校のテストで100点を取れるのは当たり前。
小学校のテストの応用問題よりも一歩踏み込んだ上級応用問題に対応できる学力が必要になってきます。
中学受験を前提に考えるなら、小学校で習うことプラスアルファーが必要になってくるのです。
小学校のテストは余裕を持って100点とれて当たり前を目指すべきなのです。
家庭教師としての目標は、応用問題(受験算数)に対応できるようにすることです。
その前段のSTEP1として、学習指導要領でわからない単元や知識が抜けている部分を確認してわからないをわかるにしました。
次の段階では、小学校のテストで間違えている箇所の知識の確認や問題を解きながら理解を深める作業を行っていこうと考えたんです。
そこで、まずは 、5年生と6年生の算数のテストをあるったけ引っ張り出してきました。
テストは、基本パパがチェックをするようにしていたので、過去のテストはほとんど残っています。
全部あるのかは定かではありませんが・・・。
テストをまとめて取ってあっただけで、学年ごとに仕分けなどされているわけがありません。
そこで、点数が良かったテストも悪いもの全てひっくるめて、5年生のテストと6年生のテストに仕分けをしました。
内容については、最終的に全部見直すことになるわけですから、順番にはこだわらずにただ積み重ねます。
後は、きれいなノートを一冊用意して、家庭教師役のパパは計算機も用意します。
準備はこれで、OKです。
ここからは、間違った問題をひたすら解いていく作業になります。
学習指導要領を使った勉強法で、小学校で習う算数の基礎知識は桜の頭にインプットされています。
この小学校のテストを使った勉強法では、桜の問題を解いている姿を見て、苦戦をしているのであれば問題の解き方が解っているか?解っていないのか?を聞きます。
問題の解き方が解っているならパパは「がんばって!」で横で本を読んでいます。
解き方自体が解らないのであれば、問題の解き方をパパが教えてから、問題を解かせます。
ひたすらこの繰り返しです。
桜が苦手とする問題は、学習指導要領で一度見ていますからパパの頭に入っています。
テストでは丸がついている問題でも、私のほうで疑わしいと思ったら実際に問題をといてもらって理解度を確認しています。
たまたま、正解していたなんてこともあるからです。
単元によって、90点以上のテストもありますし、50点くらいのテストも混じっています。
先生としてのルールは、桜に
「なんでそんなこともわからないの?」
「一度教えたよね!」
的な発言は絶対にしないこと。わからないことを悪いこととしないことが非常に大切です。
そして、一度、しっかりと教えたのだからと考えて
「子供は、理解しているはず。」
と思わないことです。
教えるということに共通して言えることですが、2度・3度教えて初めて相手は理解すると考えなくてはなりません。
そして、子供には「わからないことを正直にわからない。」と言わせることです。
そのためにも、教える側の二つのルールが大きく影響してきます。
このルールが守れないと、子供は、素直にわからないことを聞けないということが起こるのです。
そうなってしまっては、この基礎固めの勉強の意味がまったくなくなってしまいます。
基礎固めをしているのに知識の漏れがでてくるからです。
我が家では、教える側のルールと教わる側のルールを徹底させて勉強を進めました。
だから、桜は朝も夜も勉強をしようと誘ってきました。
ルールを守れば、わからないことをわかるようにする作業だから大変なはずなんですが、わからないことがわかる楽しさのほうが上を行っているようで勉強は意外とはかどります。
パパ 「桜、今何枚終わった?」
桜 「5枚かな。」
パパ 「まだ、コンだけ束が残っているよ。」
なんて解き勧めていくとゲーム感覚というか進んでいる感があって楽しいみたいです。
この楽しさを生み出すのも、ルールを守ることの効果です。
この夏の集中家庭教師で、桜の算数の学力はグ〜ント上がりました。
その結果、桜が一人でも勉強を進められる状態を取り戻せました。そのことが大きな成果だと思います。
なので、家庭教師は、一応、成功なのかなと思っています。
ということで、パパの夏の家庭教師はいったん終了。
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