これは、勉強嫌いだった私の考え方に影響を受けている部分が大きいのだけれど
私は、「勉強は楽しくないと続くわけがない。」と思っている。
子供の勉強する姿や理解する力をみていると、実際にそうだとも思う。
子供が楽しいと感じながら勉強をしているだろうなと思うときの知識の吸収力は半端ではない。
我が家でもいざ中学受験を!となって、中学受験に対応できる学習塾に行かせることになったけど・・・。
正直、私は、塾は必要なことだとわかっていても詰め込み型の学習塾が多いので、桜を学習塾に入れるのにすごく複雑な感じがしていた。
それは、塾に通わせるだけではまったく意味がないことをわかっていたから。
受検する桜自身が成績を上げるぞ!と思って取り組まなければ意味が無い。
でも勉強は、遊びじゃない。ましてや中学受験だから楽しいことよりも辛いことのほうが多いのかもしれないとということもわかっているつもり。
でも、わかっているけど、面白くなければ、楽しいと思いながら学ぶことができないのであれば、身にならないのも事実で・・・。
受験に対応するだけの学力を身につけつつ、桜が楽しいと思いながら勉強できる学習塾なんて存在するのかな?と思ったり。
とはいえ 、中学受験をすることは決めたので学習塾に通わないという選択肢もないわけで・・・。
本当にジレンマです。
しっかり勉強できて楽しく勉強できるって、そもそも矛盾している気もするし・・。
正直、桜の塾選びはどうしようかと本当に悩んだんです。
平日の夜や休日のパパの時間を削って、桜の勉強に付き合うしか方法はないのかな?
そんなことも考えたんです。
でも、探すとあるんですね。しっかり勉強できて楽しく勉強できる塾が。
そんな塾を探し当てたんです。探してきたのはママ。これは完全にママのファインプレー。
ママも同じことを感じていていろいろ探してくれたみたいで、その塾のパンフレットと授業の内容などを聞いてパパは直感で【この塾だ!!】って思ったんです。
本当に即答でした。
パパ 「そこに行かせよう。そこなら、通わせる意味がある。」
そのあとで、「でも、お金はどれくらいかかるの?」って感じだった。(^^;
だって、ここしかないと思ったんだ本当に。
まず、先生が個性的すぎるくらい個性的。塾の先生はそのほうがいいと思っている。普通の先生は普通の授業しかできない。普通の授業なんてつまらない。私はそう思っています。
でも、先生のいうことは至極もっとも、筋が通っている。「この塾で、これぐらいの成績を取れなければ受かるわけがない。」それくらいのことをズバッという。
「大丈夫ですよ可能性はあります。がんばりましょう。きっと何とかなります。」なんていわないんです。
それでいてとにかく子供の方を向いている。成績が悪くてもがんばっている子をしっかりフォローする姿勢も見える。この塾になら、安心して桜を預けられると確信したんです。
とにかく子供のほうを向いている塾だから、授業や宿題のプリントも工夫してある。これなら、楽しいだろうなって思える内容になっている。
宿題の問題を見たら、はっきり言って勉強じゃない、パズルとなぞなぞの世界。そして、誰の力を借りてもいいから問題を解いてこいって言われているらしい。そう、パパとかママとかの力を借りたっていいってこと。
でも、人生を歩む中で必要になってくる本当の頭のよさって、壁にぶち当たったときに柔軟な発想でその問題を試行錯誤して解決して乗り越えて行けるか?
これが重要なんだと思っている。
その問題を解決する本当の考える力は、円の面積を求める知識よりもパズルやなぞなぞを解く頭の使い方に近いんだろうと思っています。
決まった問題を決まった公式に当てはめて解くのだと本当の頭の良さは鍛えられないと思うのです。
もちろん公式に当てはめて解くという考え方も必要なことだとは思ってはいます。でも、桜に身に着けて欲しいのは困難に立ち向かっていける頭なんです。
たとえ、中学受験に失敗したとしてもこの塾で学ぶことは意味のあることだと思ったし、通わせたい塾だと感じたんです。
そして、桜はこの塾に通うことになります。
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