理由はいろいろとある。
「はじめに」で伝えたとおり、将来の選択しを増やせることもあるし、桜には勉強の習慣が身についていたこともある。
でも、それだけが理由ではありません。ほかにもありのです。
まず、親として気になったのが、地域の中学校に進学をした場合、人数が少ないということ。
おそらく一学年が50人程度。
クラスの人数が少ないといけないのか?って言われてしまうそうですが、中学校や高校は、社会に出てからの人間関係のベースを学ぶ場所と思っていのです。
ですから、生徒の数は多いほうがいいと基本的には思っています。
そんな考えを持っているものだから桜には、より多くの人の関わりの中で学校生活をおくってもらいたいと思ったんですね。
いろんな人がいれば、きっと衝突もするでしょう。良くも悪くもです。
本当に心から信頼できる友だとともめぐり合えることでしょう。
でもたくさんの生徒がいるってことは、一年を過ごすごとにクラス替えをして新たな環境を用意してもらえるということでもあるので、仮に学校生活がうまくいかなくてつまずいたときにも生活をリセットできるチャンスをもらえるはずです。
人数が少ないとクラス替えををしても半分は同じ顔ぶれなんてことも起こるはずですからね。
親として仮に桜に何かあったときには、環境をリセットできるというのは安心です。
さらに 私は、仲間と力を合わせて何かを達成するって事が非常に重要だと思っています。これって学校生活の醍醐味ではないかとも思っています。
目標とする学校に入学ができたら、1学年は4クラス〜5クラスのクラス編成になるでしょう。
1学年の生徒数が160人〜200人となるわけです。3年生までの総数は450人から600人にもります。
運動会でも文化祭でも何でも盛り上がり方が違うはずです。
大勢で何かに取り組むという雰囲気もそうだし、個人でもクラスでも周りと競っていいものを作るとか勝とうとか、真剣に取り組んで盛り上げれる環境を与えてあげたいなと思ったんですね。
後は、桜の適正も受験をすることにした理由にひとつと思います。
勉強の習慣がついていることも相なんですが、桜は本世読むのが好きな子なので、同じ学年の子達と比べて幅広い知識を持っているように思います。親バカかもしれませんが・・・。
これは、桜が本を読むことを積み重ねてきた努力の賜物なんですが、それゆえにテレビの話題にウトかったり、クラスの友達と話が合わないこともあると聞いていました。
これは、実際に桜と話しているとなんとなく感じることで、桜と話があう友達の事を聞くと勉強をしっかりする子達だったりするのです。
そういう子たちが集まる環境と考えると「中学受験」がいいのだろうと考えたんです。
桜には、ひざを突き合わせて、なぜパパが受験を勧めるのかを説明をしました。
桜に受検の話をしたら、
桜: 「受験をしたほうがいいのかな?パパはどう思う?」
パパ: 「桜は、受験をすべきだろうね。」
桜: 「それなら受けるよっ!」
中学受験をするってことが、一年間いろいろなことを我慢して勉強に集中しなければならないこととか、努力をしても入れないこととかも伝えました。
今の成績のままじゃ、はっきり言って目標とする学校に受かる実力が足りないことも伝えた。
それに、桜の場合は私立中学を受けないので本当に一発勝負の受検であることもです。
それでも、桜は
桜:「 やるよっ!」
ということで、我が家は受験体制に突入していくのです。これが、5年生の秋のこと・・・!
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