塾に頼らない親子で挑む公立中高一貫校受検の家庭勉強法を紹介。
わが家で実践した勉強法を使って【辛く】【苦しい】中学受験を
【楽しく】【わくわくする】中学受験にしましょう。

12月25日

最近は、公立中高一貫校の受験本番が近いこともあり、勉強一色モードです。

空いている時間があれば勉強をするという生活をしています。

とはいっても、学校がある日は、一日3時間程度。休みの日は、4時間〜6時間といったところです。

でも、桜の中には、怠けたいと思う悪魔の誘惑があるようで、パパと一緒に勉強をしていても、集中できなかったり・・・・。

いけないとはわかっていても・・・・・家に誰もいないとサボってしまったり。　（＾＾；

なんてこともあるわけです。

１２月２５日は、クリスマスということもあり、桜にはサンタクロースがDSのソフトを持ってきました。

こんな時期に？って感じですが、本人は受験が終わるまでは開封しないと宣言していたためサンタクロースも「まぁ〜いいだろう。」ということで届けてくれたわけです。

とはいっても、やりたいゲームが桜の目の前にあり、クリスマスで妹たちははしゃぎながら、もらったおもちゃで遊んでいる状態です。

そんなのを見ていると「新しいゲームがあるのに勉強しかさせてもらえない状態はやっぱりかわいそうかな？」なんてパパの甘さが顔をだすんですね。

ということで、

「今日はクリスマスなので、やるべきことやったらあとは好きにすれば！」と言いました。
「 ゲームするでもDVD見るでも何でもいいよ。」と。

そんなことを言ったもんだから、びっくりです。何がって・・・。

やるべきことをやりましょう。ということで、桜に国語の問題を解かせました、内容のしっかりした文章題を2問。

それから、公立中高一貫対策問題集の算数の総合問題。いわゆるテスト形式です。

国語は、内容を理解するために段落ごとの要約作業をさせて、その上で内容が理解できているかを確認する意味で、問題を解かせます。

そのあと、作文力を上げるために読んだ文章の要約文を書かせます。

算数は総合問題ですので、100点満点中で何点取れるかのテストです。

国語の文章問題２問に算数の総合問題なので全部やったら、３時間くらいはみっちり勉強することになるなと。

間違いも修正するので、プラス１時間は最低必要ということで、４時間勉強すれば今日はいいだろうと考えていました。

で、問題を解かせました。

そうしたら、「あれ、もう終わったの？」という速さで問題を解き終わりました。

終わったのなら、「 じゃあ答えあわせしよう。」ということで答え合わせを始めます。

パパ　「早いだけで、半分間違えていたら追加の問題やらせるぞ。」なって言いつつ。

○ をつけたら全問正解です。要約文も問題なし。

じゃあ、国語の2問目を開始。

これまた解きはじめたら、また速い速い。これまた全問正解。

最後に算数の総合問題。10月の時点で全く歯が立たなかった問題集の総合問題なんだけど・・・。

さすがにこの問題は、１時間はかかるだろうと。

と思っていたら、 20分でクリア？？？。

パパ　「ちょっと、この問題回答が書いてないけど。」と突っ込んだら、

桜　　「 問題の意味がわからない。」と。

パパ　「この問題は、かくかくしかじかのこういう考え方でいいんだよ。」と説明すると。

桜　　「 なんだそうか。それならこうかな。」とさらりと答えを書くんです。

「本当にできているの？」って半分疑いながら○付けをしたのですが全問正解。

パパ　「なにそれ、ずるくない。」と思いつつ約束したとおり桜を勉強から開放しました。

そうしたら、新しいゲームを開封してゲームにかじりついている。結局4時間、ぶっ通しでゲームをしていました。

速く終わらせたいという強いモチベーションがあるときの集中力は、すさまじいものがあります。

普段の集中力とは質が違いました。

今回はゲームがニンジンとなったわけだけど、桜の本当の力が見えた感じです。

ゲームについては、パパの管理下におくことにして、やるべきことをしたら１日最大1時間のゲームを許可しました
。
毎日、4時間ゲームをされてはたまらないですからね。それに、ゲームを取り上げて勉強のモチベーションが下がっても困りますので。

身近な目標を設定することの力を改めて感じた一日になりました。この集中力が本番の試験でも出ることを願っています。