「頭の体操」という本があります。
この本は、公立中高一貫校を受験するうえで、必要となってくる難解なパズルを解くような柔軟な思考力を身に着けるのにお勧めの本です。
子供の論理的思考力・考える力・物事を多面的に見ることのできる頭を鍛えるのにピッタリの本なのです。
その受験に必要な柔軟な思考力を「頭の体操」は、 パズル&クイズの本ですので楽しみながら学ぶことができるのも大きなメリットです。
イメージしやすいのは、ゲームのレイトン教授のようなパズルの難問がいくつも載っていと考えてください。
子供は興味本位でこの本を開きますが、もちろんはじめは歯が立ちません。
でも、いくつも問題の見ていくうちに考え方のパターンを身に着けていきます。
繰り返し、その本を読むというか解くことで、次第に自力でも新たな問題を解けるようになっていきます。
最初のうちは、問題が解けずに回答を見ることになります。そして、「なるほどな!そういうことか?」という発見をします。
はじめは、これでいいのです。
そのうちに、「この問題は確かこういう考え方をしたような気がするな。」解き方のパターンを覚えていくことになります。
そして、新しい問題に挑むときに「同じような問題を見たぞ。確かこうやって解いたな!」と成長していきます。
こうして、考え方のパターンが増えれば増えるほど難問にぶつかったときの考えるための引き出しが子供の頭に中に増えていくことになります。
その積み重ねが、その子の思考力になっていくのです。
公立中高一貫校の適性検査では、学校で習う国語や算数の頭の使い方とは違った、本来の地頭の良さが求められてきます。
その地頭の良さは、柔軟な考え方をどれだけできるかにかかっています。
柔軟な考え方は、その考え方のパターンをどれだけ身に着けているかにかかっているんです。
その柔軟な考え方のパターンを身に着けるには、この本が本当にお勧めです。
繰り返し繰り返し、すべての問題が解けるようになるまで読むことをお勧めします。
頭の体操は、 シリーズ本ですので、たくさん出ています。我が家は、5冊ほど買って繰り返し息抜き代わりに読ませていました。
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