桜の通う学校と近隣の2つの学校の合計3つの小学校で合同運動会が開催されました。
10月の上旬のことです。
6年生だけの参加なんだけど、桜は学校のリレー選抜に選ばれたそうです。
当初は、
桜 「朝練もあるし大変だし、やりたくないなー。」
と言っていたので一喝しました。
理由としては、「無理」「無駄」「めんどくさい」 というような言葉を使っていると行動が本当にそうなっていくからです。
中学受験の大事な時期にさしかかろうとしているときに、何をするのでも手を抜くような姿勢で物事に取り組んでいていい結果なんて出るはずがないのです。
そう思ったので
パパ 「 いやなら辞退しろ。父に勉強を優先しなさいといわれました。
って伝えればいい。」
「リレーの選手として出るのであれば一生懸命練習しろ!」
「学校の代表として走るんだろ。」
「 みんなの期待を背負って参加するんだ適当に走ろうなんて考えるな。」
「参加するからには全力で挑め!」
そう一喝しました。
桜は、リレーの選手として参加することを選びました。朝練で、ほとんど毎日、早朝に登校してリレーの練習です。
小学校から帰ってきて自宅学習です。 はっきり言ってハードです。
9月から練習をしていましたから約1ヶ月、勉強もさすがにおろそかになってしまいました。
合同運動会でのリレーは、桜の小学校が優勝。男子も優勝したそうです。
短距離走の記録会もかねていたそうで、参加者全員の短距離走のタイムを順位発表もあったそうです。
桜は、女子の部で5番以内に入っていたそうです。三校の女子の中でその順位ですから立派なものです。
練習をして、優秀な成績を収めたのは、桜にとって大きな自信となったはずです。
その経験をつめたなら、1ヶ月間、勉強がおろそかになってしまってもいいだろうというのが私の感想です。
なので、リレーの練習をしている間は、勉強についての文句は言いませんでした。
かなり、 歯がゆかったですけどね。勉強が進んでいるわけではありませんので・・。 (^^;
この件を通して私自身も再認識したのは、子供は二つのことを両立させるにはまだ幼いということです。
6年生にもなれば、1つのことに集中する力はついてきています。
でもこれが2つになるとやはり、もう1つはおろそかになってしまうというのをこの経験を通して実感しました。
そんなに子供は器用じゃないのです。
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