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子供が、勉強がわからないと言う時。
もっと簡単に言えば、問題が解けないというときには、いくつかのパターンがあります。
子供が勉強がわからないパターンは、勉強を教える親は知っておかなければなりません。
ここでは、算数を取り上げますが、「算数の問題が解けない。」 とか 「わからない。」にもいろいろな種類があることを知っておいてください。
子供が勉強がわからないパターンは、3つ。
1、問題の解き方がわからないパターン。
2、問題文が読み解けないパターン。
3、問題に含まれる計算ができないパターン。
1 のパターンは、単純に公式や解き方、方程式を教えてあげればいいだけです。
たとえば、三角形の解き方であれば、
「 底辺×高さ÷2 」
という方程式を教えてあげれば解決できてしまいます。
四捨五入が解らないというのであれば、その考え方を教えてあげればすぐに解けるようになるはずです。
このパターンは、授業で教わったときに聞き漏らしたとか、知識があいまいなどの軽度のわからないの状態だから簡単に解消できてしまします。
2 のパターンは、「○○の概数を求めなさい。」 などの問題文の中にある 「概数」 が何を言っているのかがわからずに問題を解けないパターンです。
テストの中には「商 を求めなさい。」なんて問題文の出てきます。
この場合、「概数」「商」 が何の事だかわからないとなるわけです。
このパターンのときも、間違いを注意深く分析していけばたいていわかります。
親 「問題は、何を言っているか解る?」
子供 「う〜ん?」
こうなった時に、問題を読んでみれば、「あーこれかな?」とおもうような文章があるはずです。
1パターンも2のパターンも、公式を覚えたり言葉の意味を覚えてしまえばなんら問題はありません。
3 のパターンは、1と2は解っている状態なので最も注意が必要な「わからない?」「解けない?」と考えたほうがいいでしょう。
1 と2は、教えやすいのですが、3は注意が必要なのです。
我が家の場合は、こういうことがありました。
円の図形の面積を求める問題でした。
小学校のテストを引っ張り出して、桜の基礎学力の見直していたら円の図形の計算問題を5問中4問を間違えていたのです。
私は、「円の面積の計算方法が、全くわかっていないんだ。」と思いました。
ですが、桜は円の面積の公式をばっちり理解しているんです。
私は、「それなら、なんで解けないの??」といった感じです。
どんな状態かというと、
・円周の求め方も面積の求め方もわかっている。
・「大きな円から小さな円を引いて・・」といった具合に
どうすれば答えを導き出せるのかもわかっている。
桜は、頭では問題を解けてるわけなのです。
でも、答えは間違えているんです。
すると教えている私のほうも「???」となります。
「なんで解けないの?そこまでわかっていれば解けるでしょう。」となるのです。
でもね、実際には5問中4問を間違えているのです。桜はこの問題が解けないのです。
ですから、その解けない原因を探っていかなければならないのです。
教えている側は、解き方などはわかっているのですから、
「だったらわかるでしょう。早くやりなさい。あなた。やる気がないの?」
「計算をめんどくさいと思っているだけじゃないの?」
「手を抜いているんじゃないの?」
なんてことを言ったらおしまいです。子供のやる気は、一気に亡くなってしまいます。
子供は、本当にわかっていないのです。
こういった場合のわからないは、解き方がわからないでも、問題がわからないでもないわけだから、計算の仕方に問題があるのです。
計算といっても、面積を求める方程式なんかではなく、もっと基本的な部分。
整数、少数、分数などの「足し」「引き」「割り」「掛け」の計算がわかっていない可能性が大きいのです。
桜は、これらの計算の複合パターンとなると、計算間違いをしてしまうのです。
それが、 桜のわからないの答えでした。
実際に桜は、少数と分数の四則演算が苦手でした。
今回の円の面積の問題では少数の割り算で計算ミスをしていたのです。
公式も説き方もあっているのですが、少数の割り算を間違えることで5問中4問を間違えていたのです。
問題が解けない原因が突き止められたので、その単元まで戻って解き方の確認をすればいいわけです。
整数、少数、分数などの「足し」「引き」「割り」「掛け」の計算が弱いことがわかったら、集中的に苦手な計算問題を解く練習が必要になってきます。
計算力を上げる訓練をしなければなりません。
ここをおろそかにしていると、算数すべてに影響を及ぼしてしまいます。できる限り早く対処したい部分といえます。
公式を覚えるのと違って時間がかかる勉強となるので、教えるほうにも根気が必要になってきます。
計算力のなさを見抜くには子供が書いた計算式を読み解いて、何処で間違えているかを確認するのが一番といえます。
この作業もかなりの根気が要るけど、この細かい部分をしっかりと埋めておかないとあとあと実力の伸び悩みが発生することになります。
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