たとえ一度覚えた知識でも忘れたりあいまいになるのは当然のことです。
1度教えて、あーそうなんだ。と存在を知る。
2度教えて、あーなるほどな。となんとなくわかる。
3度教えて、そういうことか。と理解して。
4度教えて、記憶が定着する。
教えるのって、こんな具合だと思うのです。
もちろん教わる側は、2回教わったらしっかり記憶に定着させるつもりでないといけないとも思います。
教えるといことに対して、こういった意識を持っているので忘れてしまった、点数が悪かったなどの部分では怒らないのです。
それよりも、
・なんで忘れてしまったのか?
・なんで教わったことなのに点数が取れなかったのか?
そのことを真剣に考えてほしいと思っているのです。
そこで子供自身が考えて、
・ 復習をしなかったからだとか。
・テキトーに聞いていたから知識があいまいだったんだとか。
・ノートの取り方が悪かったのかもしれないとか。
そうやって、なんで悪い結果になってしまったのかを考えてくれた方が未来につながると考えています。
だれでも、記憶したことは忘れるのです。大人だって忘れます。
同じことを覚える、忘れるを繰り返して記憶が定着するわけです。
ですから、忘れても根気よく教えるをすれば子供の学力は伸びていきます。
ただ、集中をしていないで聞いていないとか、ボーっとして覚えることをしないというときには、たるんできる気持ちや勉強への姿勢を怒ることはあります。
ですが、勉強の結果については怒る必要なんてないのです。
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