公立中高一貫校の適性検査には、時事問題を絡めた出題がされることが多いです。
そのため、時事問題への対策が必要なんだけど、時事問題の知識を身に着けるのは一朝一夕にできるものではありません。
時事問題に対応できる知識を身に着けるには、時間がかかります。
詰込み型で時事の知識を詰め込んだとしても応用力のない知識になってしまうのでお勧めはできません。
時事の知識は、断片的に知っていても、なぜそうなるのか?の理由や背景の仕組みを知らないと応用が効かないのです。
応用の効かない知識は、生きた知識ではないということなのです。
生きた知識でないと意味がないので、なぜそれが起こるのか?起こったのか?その理由を知っていることが重要といえます。
なぜそれが起こるのか?起こったのか?を知ることで、知識と知識がつながっていくのです。
こういった生きた知識を身に着けるのは、長い間の知識の蓄積が力を発揮します。
そんなことも想定して、我が家では小学3年生のころから朝日小学生新聞を継続して取ってきました。
これが、大きな力を発揮するときがきたわけです。
中学受験を想定して直近の一年間の新聞は全てとっておきました。膨大な資料です。
なぜ、新聞を捨てなかったのか?
それは、新聞の紙面には受験で必要となるような時事問題についての見事な解説が多いからです。
難しい話題のことでも、小学生にもわかりやすい解説がしてあるのです。
それを痛感したのは、私が円高と円安について、桜に説明をしたときのことです。
私は、それなりに円高円安についての知識があると思っていました。
ですから、桜に自分流の円高と円安についての説明をしたのです。
そして、桜もその説明を聞いて納得していた。
桜 「なるほどねっ、わかった。」 って。
その状況を見て私は、円高円安について桜にしっかり説明ができたと思っていたんですね。
そしてそのあと、たまたま目についた朝日小学生新聞の円高円安の説明記事をを読んだのです。
パパ 「あら、こっちの説明のほうがわかりやすいし、周辺情報もしっかり抑えてある。」
「さっきの説明じゃ、ダメだな。」
正直そう思ったのです。
さすが、文章で伝えるプロが小学生に向けて書いている説明記事だと感心しました。
私の説明を聞いたことで、桜は、円高円安の仕組みはわかっているはずです。
でも、公立の中高一貫校での適性検査に対応できる知識ではないと思ったのです。
正直、新聞に完敗です。説明した内容については、いちおう自信があったのですが・・・。
そんなことがあったので、パソコンを開きウィキペディアで、その年に起こった重要な時事を調べました。
※「20○○年」 「20○○年 日本」で検索をするとその年の時事が一覧で出てきます。
大体、テストに出るような時事問題は、夏前の出来事までしか対象となりません。
それは、それまでには試験問題ができているからです。
大きな時事のトピックをインターネットで調べて、とってあった小学生新聞から該当する記事を切り出して 時事問題の知識集を作成しました。
非常に良質な時事資料集ができました。読んでいるだけで勉強になります。
これをしたのが9月のはじめです。
我が家の受験対応用の時事の知識の総ざらいの方法はこんな手法で進めました。
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