全てを犠牲にするのなんてナンセンスだと思います。
時間を効率的に使う。そして、内容の濃い学習ができれば受験生でも1日に10時間などの勉強漬けといえるような生活をする必要は全くないと考えています。
塾に通う子供は、1日の内で勉強に費やす時間が長すぎるように思います。
勉強に拘束されている時間が長いのですから自由な時間も少ないことでしょう。
受験生なのだから1年間は我慢という考え方もあるとは思いますが小学校の6年生で自分の考えが出てきて、体も大人に近くなっていくこの時期に受験とはいえ勉強だけというのはなにか違うような気もするのです。
ですから、時間を効率的に使って内容の濃い学習で勉強時間を短くしてみてはどうかと思うのです。
実際に考えてみると、勉強はわからないことを無くすのが勉強です。
塾に行った場合、わからないことも教えてもらえますが、すでに知っていることであっても机に座り勉強しなければなりません。
復習という意味ではいいのかもしれませんが、ある意味無駄な時間でもあるのです。
それに、塾に通うための時間も拘束されます。
桜も塾に通うに片道で1時間弱の電車通学をしていました。往復で約2時間です。
そして、すでに知っている知識の為に机に座っている時間もあります。
決して塾が必要ないと言っているのではありません。(念のため。)
・わからないことを解消するため
・最新の受験情報を手に入れるため。
・同じ目標を持って頑張っている仲間と触れ合うため。
いろんな意味で塾は必要と思っています。
いい部分もたくさんあるのですが、どうしても無駄な時間もあるのです。
受験生の子供を塾に任せっぱなしの場合には、移動時間とできることの繰り返しの勉強で無駄な時間をたくさん費やしていることを意識をしておいた方がいいのではないでしょうか。
そんな考えから、我が家では、塾での勉強と家庭での勉強を半々にしています。
塾は、
・わからないことを解消するため
・最新の受験情報を手に入れるため。
・同じ目標を持って頑張っている仲間と触れ合うため。
という役割を明確にすることで、時間の浪費をしないように工夫しました。
そうして、余った時間については6年生として有意義な時間となるように好きな習い事などに使うようにしたんです。
そうして、受験生ではあるのですが、勉強一辺倒にならないようにバランスのいい生活に注意を払いました。
本当に必要なことなのかを判断するのも親の重要な役割なのかもしれません。
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