12月5日
家出の勉強をしていたときのこと、簡単な問題だったんだけど基本的な部分で間違えていた。
その問題の解き方、考え方を教えて再度問題を解くように促したら、桜がむっとした顔でパパのほうを見た。
パパとしては、教えてもらっている立場で、「何?その態度!」と思ったので、「何だ、お前その態度?」とけん制をしたら、桜が涙をぼろぼろ流して泣き出した。
桜 「こんな問題を間違えたから、悔しいんだよ。」だって。
本当にそう思って不意に出てしまった態度なのか?パパが怒りそうだったからヤバイと思ってとってつけた理由なのかは知らないけど、問題を間違えて悔しいと思う感情が桜の中に育っているのは事実だと思う。
この感情があれば、難問にも挑んでいく姿勢ができている証拠だから。
頼もしいというか、成長しているんだなって思った。
それと同時に感情が不安定になってきているのかもと思った。受験のプレッシャーというやつですね。
桜が、ないちゃったので、いったん勉強を切り上げて、お風呂に入るように伝えた。
この日は、翌日に小学校へ願書のお願いをするために、ママが学校の先生にアポイントを取っているということで願書の作成を行った。
ママが願書を書いて、桜にも内容を見せた。
明日ママが先生に願書の作成をお願いしに行くことを桜に説明した。
願書のお願いも、先生にとっては余計な仕事をこちらの都合で頼むことになる。だから、事前に受験をするのでお願いします。という挨拶を先生にしにいっている。
その上で、願書をこれくらいに時期に持っていくのでよろしくお願いしますと連絡を入れた上で願書を持参する。
礼を尽くして、内申に影響が出ないように、そして先生に少しでも快く協力してもらえるようにとの配慮からそうした。
桜には、それも含めてすべて説明をした。
願書を出すと本番は迫っている感じがしてくる。
桜も大詰めと思っているんだろうな。プレッシャーが大きくなってくる時期だからちゃんとそっちのケアもしていかないと思う。
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