12月24日
クリスマスイブですが、勉強優先です。
たまには、国語の事を。国語は、問題の文章の内容を理解することが基本となります。
長文の内容を理解できれば、問題は解けるからです。逆に内容を理解できなければ、どうあがいたって正解にはたどり着きません。
ではどうやって、内容を理解できるようにするのか?
どのように教えればいいのか?
ということになりますが、教え方は一つしかありません。
我が家もこの方法で勉強をしていますが、文章の一行一行を読み込んでいく方法です。
一行一行、内容を理解しているか?確認しながら読んでいく。段落ごとに、内容を説明してもらう。
もちろん、私も文章を読んで内容を把握します。 そして、内容があっているかを確認する。
書く必要はなく、頭の中にまとまっていればいいのです。
それを文章の最後まで繰り返す。正直、時間はかかります。でも、その分、学習効果もあります。
この勉強方法を繰り替えしていると文章全体の構造が見えてくるようになります。
文章が3段構成になっていて、
1段目でAの考え方を説明をしている。
2段目で実はAのほかにも考え方があることを匂わせて、
3段目で、もうひとつのBの考え方を説明している。
イメージとしてはこんな感じです。
段落ごとにメモの書き込みや文章の内容が変化したところに区切り線を入れることで、文章全体の構造が視覚で確認できようにもなります。
文章の内容が理解できて、文章の構成までわかればしめたものです。
設問を見ても何を問われているのかそれが、しっかりと見えてくるようになります。
「なるほどね、こういうことを問われているんだな」って。
問題の真意を読み取って回答ができるのですから正解できるわけです。 それでも、間違えるんですけどね。
この内容を理解するための一行一行の読み込みを繰り返すのが第一段階です。
もう一段階あるのですが、公立の中高一貫校の場合は、ほとんどの学校で作文問題が出ます。
内容を把握したら今度は、そのことを文章に落とさなければならない。
そのためには、段落ごとと大きな段落ごとにどんな内容が書かれていたのかの表題をつける訓練をします。
その後に表題を参考にしつつ、問題文の要約文を作るのです。
段落ごとに何が書いかれていたのかを捕らえながら自分の言葉に落とし込んでいく作業です。
一行一行の内容の読み下しも、要約文を書くのも根気のいる勉強法ではありますが、家勉ならではの親が付き合うからこそできる勉強法でもあります。
この勉強方法は効果絶大です。国語の学力はぐっと上がるのでぜひ試してみてください。
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