【勉強がしたい!】と思う興味を引き出すには!

興味を引き出す

このサイトの中で【勉強への興味を引き出すのが重要!】と繰り返し書いていますが、なぜ興味を引き出すことが重要なのか?
その理由をお伝えしたいと思います。
人が何かをするときに、【 やる気 】 は、3つのレベルに分かれます。

  1. 「どうしてもやりたい。」 と強く想うレベル
  2. 「とりあえずやろう。」 と思うレベル
  3. 「やりたくはなけどしょうがないやるか。」 と思うレベル

どの場合が一番子供のやる気が高いかというともちろん 「どうしてもやりたい。」 のレベルです。
このレベルは、止めてもやりたいと思うレベルです。
ゴルフで有名なタイガーウッズは幼いころ自宅のガレージで楽しそうにゴルフの練習をする父親の姿をずっと見ていたといいます。
タイガーが見ていたのではなく、「父親が見せていた。」 というのが正しいでしょう。
そして、父親は、タイガーウッズがゴルフをやりたいといってもやらせずにただただゴルフを楽しくする姿を見せていたのだそうです。
そのうちにどうしてもゴルフをしたくて居ても立っても老いられない状態なって、そこではじめてゴルフをさせたのだそうです。
このゴルフをやりたくてしょうがない気持ちからスタートしたタイガーウッズがどうなったのかは皆さんが知っているとおりです。
この例からもわかる通り、「どうしてもやりたい。」 という気持ちは、能力の120%の力を発揮するといわれています。
もちろんそれを継続して発揮するためには親のバックアップが必要不可欠だと思っています。
では、「とりあえずやろう。」のレベルはどうでしょうか?
これは、一応納得して行動をしているので、80%の力が発揮されるといわれています。
このレベルなら、勉強に取り組むのでも意味があるのかと思います。
とはいえ、「どうしてもやりたい。」 のレベルと較べると2/3程度の力しか発揮していないことになります。
そして、最後に「やりたくはなけどしょうがないやるか。」 のレベル。
これは、持っている力の40%程度の力が出ればいいほうだといわれています。
はっきり言って、やらないほうがいい・やっても意味が無いレベルです。
時間をだらだら使うだけで効率も悪いでしょうし、学ぼうとする意欲がないわけですからやったことが頭に入ることもないでしょう。
でも、この

  1. 「どうしてもやりたい。」 と強く想うレベル
  2. 「とりあえずやろう。」 と思うレベル
  3. 「やりたくはなけどしょうがないやるか。」 と思うレベル

3つの差を作り出すのは、子供自身の問題というよりも親次第だと私は考えています。
タイガーウッズのお父さんのようにやりたいと思わせる工夫をすることで子供の勉強への取り組み方を180度変えることは可能だと思っています。
我が家でも桜が勉強に意欲的でなくなったことがあります。
習い事が忙しい。毎日勉強をしていて成績は一定の水準でマンネリ化。
そんなことが理由だったのだと思っています。

【勉強がしたい!】気持ちを引き出した我家の方法!

桜が勉強への意欲を失ったことがあります。
宿題に取り組んでいてもなかなか問題が解けない。
「宿題なんだから、早くやっちゃいなさい!」などといわれてしぶしぶ取り組んでいる。
少し難しい問題だと普段なら考えて解けるのにバツの嵐。
こんな状態になっていたので、「これはイカン。何とかしなければ。」 と思ったことがあります。
そこで、親としてとった方法は、
「一週間、知的生活を取り上げる。」
でした。
このときに桜は勉強をする楽しさをすでに知っていたのでできた方法ではあるのですが、学ぶ習慣が身についている人間から学ぶことを取り上げるとこれまた苦痛が伴うものなのです。
それは、人間には知識欲というものがあるからです。
知的生活ですから、

  • 本を読むこと
  • 新聞を読むこと
  • 地図・図鑑を眺めること

などなど
学校の宿題以外は一切知識を学ぶこと勉強をすることを禁止したのです。
朝起きたら、朝日小学生新聞を読む。自由な時間があれば、本を読む。
これが当たり前の生活をしていたので、それらを取り上げられて戸惑っていました。
2日ほど経つと
子 「パパ?新聞読んじゃだめなんだよね!」
親 「うん。だめ。」

また2日ほど経つと
子 「本を読んだらだめだよね?」
親 「うん、だめ。知的生活は一切だめ。」

こんな様子で、「本読みたい。」 などを連呼すようになってたのです。
約束の7日目に、
親 「確か? 「信長」 「紫式部」 を読みたいって言っていたよね。」
「 パパがプレゼントしてあげる。」
そういって、本を2冊プレゼントしました。
翌日からは、元通り。勉強をしたかったので普段の通りに勉強に取り組むようになりました。
勉強と習い事と遊びの忙しい時間をすごしていたので、息抜きという意味。
勉強の楽しさ・大切さを実感するという意味
2つの意味から桜にとっても、有意義な1週間だったのだと思います。
たまに、勉強がめんどくさく感じるようになったら又やろうかと思います。
そのほかの勉強に興味を持たせる方法は、「地図に興味を持たせる!」「ことわざ・慣用句を覚える方法!」「九九はトイレで覚えよう! 」などを参考にしていただくといいアイデアが浮かぶかもしれません。

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