算数 掛け算九九の覚え方・勉強法!

掛け算九九

いきなり掛け算九九を丸暗記させようと思っても子供は今日日反応を示します。
でも、掛け算九九を覚えるのは、反復練習が必要なのです。
覚え方も機械的にだったり、強制的に反復練習をさせても子供はただこなすだけになってしまい、身につくという意味では効果が薄くなってしまいます。
掛け算九九の学習の効果を高くするには、楽しく興味を持って取り組むように親が勉強をプロデュースするという感覚が必要なのだと私は思っています。
掛け算九九を暗記するために我が家でしたことは、
トイレでの自習
・お風呂での勉強
・問題集
この3つで暗記をしました。
それぞれ何をしたのかをお伝えして行きます。
トイレの中での自習は、「掛け算九九はトイレで覚えよう!」で書いたとおりです。
一工夫したのは、娘がトイレに入ろうとした時に「出てきたら3の段テスト」するよと声をかけていました。
すると、トイレに座りながら3の段を暗記するんですね。そして、出てきたら3の段を言ってもらう。覚えきらなくて「あれ??」なんてこともありますが、それはご愛嬌。「残念!次の時頑張ってね!」で終わらせます。
あまり厳しくするとトイレに入るのもイヤになってしまいますからね。ここら辺は、親として注意をしないといけません。勉強の基本は楽しく興味を持ってです。
お風呂での勉強は、子供と一緒にお風呂に入った時に問題のだしごっこをしていました。
お風呂の中での会話は、こんな感じです。
親 「それじゃぁ、4の段を言ってくださ~い。」
子 「え~、4の段は難しいよ。」
親 「いいの、いいの、分るところまでで」
子 「じゃあ、4×1=4、4×2=8、4×3=??」
親 「残念!!じゃあ4の段を言うからよく聞いてて!いくよ」
親 「4×1=4、4×2=8、4×3=12、4×4=16、・・4×9=36」
ゆっくり正解を教えます。
親 「はい、ではもう一回、4の段に挑戦です!!よーいどん。」
子 「4×1=4、4×2=8、4×3=12、4×4=16、4×5=??」
親 「さっきより出来るようになったじゃん。スゴイ、スゴイ。」(拍手)
こんな事をお風呂の中でやっていました。親として意識したのは、楽しく覚えられるようにすることそれだけです。
お風呂の中での勉強は、音による九九の勉強です。
トイレでの九九は、目で見ての勉強です。
同じく掛け算九九を勉強しているのですが、勉強の仕方は音による九九と目で見ての九九なので使う頭が少し違うのです。
でも、このように五感をのいろんなところを使って覚えたほうが記憶の定着がいいといわれています。
ですから我が家では、同じことを覚えるのでもいろんな方法で覚えられるような工夫をしています。
ある程度掛け算九九を暗記できたら、練習問題で応用力を鍛えていけばいいと思います。
実践といえばいいのでしょうか?
おそらく、いきなり問題集で九九をやらせたら子供は拒否反応を示すことでしょう。
段階を踏んで覚えていくことで子供は無理なく知識を身に付けられるように思います。

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