小学校の低学年のうちは、親の言うことが絶対で案外素直に言うことをきいてくれます。
しかし、高学年ともなると、だんだんと親の言うことを聞かなくなってきますよね。
我家の中でも例外でなく
- 速く寝なさい
- 速くお風呂の入りなさい
- もう、学校の用意はしたの??
なんて事を言っても子供は親の言うことを聞かなかったり無視をしたりしているようです。『やりなさい。』といっているのに言うことを聞かないと親も頭にきますから口調も強くなっていきます。
すると余計言うことを聞かない。こんな悪循環が親子の間で起こります。それも四六時中・・・
ではなぜそうなってしまうのでしょうか?
年を重ねるごとに子供はいろんな知識をつけていきます。学校でいろんな人と交流して、いろんなことを経験して賢くなっていきますよね。
そうすると、親の矛盾が目に付くようになるのだと思うのです。
親も完璧な人間で無いので、当然矛盾したことをすることだってあります。でもこれが、子供の目に付くようになってくると子供だっていうことを聞かなくなると思うのです。
例えば、
- 自分は食べたくなったらポリポリとお菓子を食べるのに、子供には太るから食べちゃダメとか
- 自分は出来合いの食事で夕食を間に合わせることが多いのに子供には横着をしないとか
こんな親の姿を見ていたら子供だって、『あなたも言っていることをしていないじゃない。』と感じるようになると思うのです。
すると、『そんな自分勝手なこと言う親の言うことは聞けません。』と成るのではないでしょうか?
こんな事ってありえるよな?と思ってから私自身が注意をしているのは、
- 子供に言っていることを自分はできているのか?
- 子供にいろいろ言っているけど、自分にはそれをいう資格があるのか?
ということです。
自分自身、心に手を当ててみて、『今の自分には説得力が無いかも??』と思えば自分の行動を意識をして改善するように努力をしています。
子供が反抗をする、いうことを聞かない。
こんなことが起こったら、『生意気な!』と思う前に
自分自身ができているのか?
ということを考えてみるといいかも知れません。
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