子供の褒め方について!

子供のほめ方

褒め方ひとつで子供のやる気を引き出したり、
また逆に、悪いほめ方をして甘ったれた子供に育ててしまったり・・・。
いいほめ方もあれば、悪いほめ方もあります。
褒め方って使い方が難しいですよね。
私が、子供をほめるときに注意をしている2つの事をお伝えします。
1、結果をほめたら過程も褒める
2、褒めるときは具体的に褒める
です。

1、「結果」 をほめたら 「過程」 もほめる

子供がテストで100点を取ってきたらどうしますか?
「よく頑張ったね。」「100点って全部○ってことだよ。」とか褒めますよね。
子供は、褒められて満足ではあるんです。
でも、結果を褒めるだけでは不十分なんですね。
言いかえると 「いい褒め方」 ではないのです。
100点の結果だけをほめていると、子供はどうとらえるか?
「100点だと褒めてもらえる、でも、100点出なければ・・・。」 となってしまう恐れがあります。
正しいほめ方は、過程も褒めることです。
なぜ、その100点をとれたのか?その理由(過程)をちゃんと話してあげる。
子供自身は、100点をとれた理由がわからなかったりするんですね。
小学校の低学年くらいだと、「解けたから書いた。そしたら全部正解だった。」という感覚しか持っていません。
でも、そうなるには、理由があるはずなんです。
例えば、
・ 算数であれば毎日計算カードをしたおかげだねとか
・毎日教科書の音読をしていた効果だね。
・毎日チャレンジを頑張っていたもんね。
とか
そうすることで100点を取るために何をすればいいのかが、子供なりに見えてくるように思います。
違う機会に、70点を取ってきたとしたら、「なんで70点だったのだと思う?」子供に聞いた時に「○○をしなかったから。」と返事が返ってくることでしょう。
もちろん、70点が40点からの飛躍であったなら、これは結果も褒めて過程も褒めるべきだと思います。
結果だけではなく、過程も褒めることで、なぜそうなったかの理由が子供伝わり勉強をする意味を子供なりに理解できるようになるのだと思います。

2、ほめるときは具体的に

「やれば出来るじゃん。」「すごいじゃん。」
これもいいほめ方ではありません。
いいほめ方にするには、「何がすごいのか?」を伝えるのがコツなんです。
「何がすごいのか?」を伝えられれば子供のモチベーションは上がります。
・いつもテストで100点を取っていることがすごいのか?
・漢字の書き取りで、ほとんど全滅だったのが8割正解しているのがすごいのか?
・通知表でよくできるが、以前よりも増えたことがすごいのか?
・家庭学習を自ら始めたことがすごいのか?
・文字を丁寧に書こうと意識しているのがすごいのか?
何がすごいのか?具体的に伝えてあげることは重要です。
子供は、「 これっていいことなんだ。褒めてもらえるんだ。」という気持ちになりますから。
親は、子供の「ほめてもらえるポイント」をどんどん増やせばいいのです。
勉強だけではなく、お手伝いでも、友達に対していいことをした時でも。
どんどん「ほめてもらえるポイント」増やすことで
「 褒められること = いいこと = どんどんすべきこと 」
となっていきます。
ですから、子供を持ち上げるためだけのおべんちゃらはダメなのです。
ほめるべきことがあったら褒めるようにしてください。

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