小学生向け、なぜ漢字が覚えられない?漢字が苦手な小学生の理由と解決方法!

漢字の問題

漢字が覚えられない原因。漢字を覚える方法は?

小学校のテストで漢字を間違える。
漢字が読めない。書けない。

漢字が苦手なようだけど、どうやって子供に漢字を覚えさせるのか?

教える方法がわからない。どうすれば漢字に強くなるの?
そのような疑問や悩みを抱えている小学生のお父さんお母さんは意外に多いのではないかと思っています。

なぜ漢字が覚えられないのか?を考えて、そして漢字の覚え方の方法をお伝えしていこうと思います。

小学生が漢字を覚えられない原因はさまざまですがどのパターンの原因なのかをみていきましょう。

漢字が覚えられない原因

とにかく楽しいと思えない

 漢字を並べて詰め込むような学習方法だと漢字を見てなぞる。例文の通りに漢字を書き写す。
 たくさん書くことで手が疲れてる。
 複雑な漢字は書くのも面倒で覚えるのが難しそうに見えるため拒否反応が出たり
 興味がないので記憶にも残らない。

 これは、漢字を楽しく学ぶ方法を探すしかありません。
 漢字を書く、記憶するのにゲーム的要素を取り入れると興味を引きやすくなると思っています。

見た目が複雑な漢字への拒否反応

 漢字は複雑な形をしている場合があります。高学年になるにつれて日常生活、仕事でも利用する漢字が
 多くなってきます。探訪・補修・遺族などは6年生で習う感じです。
 視覚的な部分で難しいと思い込んで手を止めてしまうことはよくあります。

 こういった場合は、繰り返し漢字に触れることで自然と記憶されるような学習方法がおすすめです。
 漢字カードや書籍、アプリなどを使って、漢字を視覚的に学ぶ方法です。
 難しい漢字は、書かないと覚えられない部分がありますので漢字の形を書いて覚える練習も必要になってきます。

繰り返しや継続での漢字練習が足りていない

 何かを覚える時に繰り返しが必要です。漢字も例外ではありません。
 繰り返しの読み書きが必要となりますが、漢字ドリルなどで1回その漢字に取り組むと
 それっきりという子供は多いいと思います。
 例えば、数という漢字を学校のドリルで1回読み書きしただけ。。それっきり。。

 毎日少しずつでいいので繰り返すを意識して漢字を練習する習慣を身につける必要があります。
 漢字ドリルやアプリを使って、定期的に練習するようにサポートします。

気が散る環境ができている

 家に帰るとゲーム・テレビ・漫画など気が散る環境が整っている場合、勉強に意識は向きにくいでしょう。
 学校で学習できることは限られていますので家庭学習が必要です。
 年齢が上がれば、習慣化しにくくなりますので低学年から無理なく学習習慣をつけるのがおすすめです。
 長い時間は必要ありませんが学年×10~15分ほどの学習環境は家庭の中で整えたほうがいいでしょう。

 家庭では、親が子どもの学習をサポートしてあげられます。学習の声掛けやできたことを褒めるのも
 立派なサポートになります。

※注意書き
漢字が覚えられなかったり、漢字を覚えるのが苦手な子供は多くいます。
その原因を発達障害とや学習障害とご家庭で判断された場合は、ここではお役に立てませんので
専門家等にご相談いただくようにお願いいたします。

こういったことが小学生が漢字を覚えられない原因だと考えています。
ちょっとした工夫で解決できそうな内容だと思いませんか。

ではどのように漢字を覚えさせるのか。その解決方法をお伝えしていきます。

その前に、知っておいてほしい学習に関する情報をお伝えします。
これは、漢字の学習だけに限らずに記憶しなければならない学習ならいろいろと応用できますので
ちょっと頭に入れておいてください。

記憶を定着させるには3回の学習が必要

何かを覚える時には、繰り返しが必要になります。
同じことを最低3回は繰り返さないと記憶が定着しないといわれているんです。

 ・1回覚えても、翌日には忘れます。
 ・2回覚えると、数日は持ちます。
 ・3回覚えれば、ようやく記憶が定着してきます。

ざっくりとですが、漢字を覚えるにも最低3回は繰り返しが必要になるんです。繰り返して覚えない限り記憶は定着しないということです。
漢字を繰り返し覚えているか?
ということになんです。
学校での漢字の教え方はこうです。

  • 授業で漢字を教える
  • 漢字の書き取りの宿題を出す

両方をしっかりやっても2回覚えた状態です。記憶がいつの間にか消えていく状態といえるでしょう。
そのために、

・学校のテストで漢字が出題されると読めない・書けない。

となるのではないでしょうか。
授業で漢字を教わるだけでは1回覚えた状態ですよね。1回見聞きしただけでは漢字を覚えられるはずはありません。
そう考えると漢字を覚えるためには漢字書き取りの宿題はとっても大切になります。
漢字の宿題がおろそかになっていれば、漢字のテストができなくて当たり前となります。
でも、漢字の書き取りの宿題を子供がどれだけ真剣にやっているかは疑問です。(悲しいかな・・)
なので、漢字の勉強は親の見えるところでやらせることが多いいです。
集中していないと意味がないですからね。
漢字の書き取りの宿題を集中して進めれば、
・授業で漢字を覚えて
・宿題で漢字を覚えて
これで漢字を2回覚えることになりますが、それでも記憶を定着させるのは不安があります。
そなると、家庭学習で漢字に触れる機会を増やすしかありません。

3回目は家庭学習で補おう

家庭学習教材を利用するのでもいいですし、我が家で使った、漢字のスペシャルお勉強のドリルを参考にしていただくのもいいと思います。
漢字のスペシャルお勉強ドリルのページ >> こちらから!
漢字に強い子供は、それだけ繰り返して漢字に触れているということなのです。
漢字を覚えられない。覚えられるの差は、これくらいのことなんだと思っています。
参考までに、長女の桜は読書が大好きな子でしたので本を読むことで漢字に触れていたのだと思います。
ですから、漢字の勉強というもの特別にしなくても漢字はできてしまいました。
図書室のほとんどの本を読破してしまうような子でしたから。
次女の楓は、漢字が苦手です。
漢字を覚えられないタイプです。明らかに桜と比べて本を読む量が少ないのがわかります。
本を読む量でいえば、10分の1でしょう。
漢字に触れるのも文字を読むの絶対量が足りない。だから苦手なんですね。
でも、我が家特製の漢字ドリルで漢字が苦手にならずに済んでいます。

覚えたことを記憶に定着させるには繰り返しが必要です。
では、繰り返し学習を興味を持って進めるためには、どんな学習方法があるのかを見ていきましょう。

まずは、低学年向けの学習方法のヒントです。

漢字を覚えられないの解決方法

低学年向けの漢字を覚える方法は、楽しくて分かりやすいを基本にして興味を引き出す必要があります。
いくつかの効果的な学習方法を紹介していきます。

漢字絵カード

漢字とその意味を描いた絵を使ったカードを作ります。
例えば、「木」のカードには木の絵を描き、「山」のカードには山の絵を描きます。
子どもはカードを見ながら漢字と絵を覚えることができます。

小学1・2年生の漢字をおぼえるカード

漢字の図解本

漢字をテーマにした図解本を利用するのもいいでしょう。
漢字がなぜそのような形になっているのか、象形文字からの起こりをわかりやすく説明してくれています。

例えば、「雨」という漢字は、雨の降っている様子を形にして「雨」という形になっている。といった内容です。
言葉だと伝わりづらいですね。

こちらを参照してください。
ドラえもんの国語おもしろ攻略絵で見ておぼえる小学漢字1026

漢字ゲーム

低学年なら親子で遊びながら漢字を勉強するのもいいでしょう。
一緒にカードゲームやボードゲームをすることで自然と漢字力が上がるのは間違いありません。
ただ、覚えたい漢字というよりも全体の力の底上げになりますから継続的に長期の目線での学習となります。
漢字ゲーム

漢字ゲームアプリ

子供が持っているゲーム機のソフトやスマートフォンやタブレット向けの漢字ゲームアプリを活用します。
動画やゲーム形式で漢字の読み方や意味を覚えることができるので子供の興味を引き出す方法です。
ゲームが好きな子供の場合は、遊ぶ前に決まった時間、学習ゲームをするルールを作るのもいいでしょう。
アプリであれば「漢字ドリルアプリ」や「漢字クイズアプリ」などで検索をしてみてください。
ゲームソフトであれば、漢字ゲームソフトで検索をかけてみてください。
漢字ゲーム

1、本を読むことで漢字を自然に記憶する

漢字に振り仮名が振ってあるものでいいので本を読むこと。
繰り返し読みがなつきの漢字に触れることでいつのまにか読み方が身についているという方法です。
漢字の形もうっすら記憶をしているようで漢字の勉強に力を入れなくても比較的スムースに書き取りも出来るようになります。

2、 トイレに漢字一覧表を張っておく

もうひとつの方法は、トイレの活用。
トイレにその学年で習う漢字の一覧表を張っておくのです。
すると、トイレに入るたびに子供の目に入ることになります。するといつの間にか漢字を覚えているのです。
この方法は、子供が全くストレスを感じずにできる方法なのでおすすめです。
貼るものは「漢字」と「漢字の読み」が書いてある表であれば基本は何でもかまわないと思います。
しいて言えば、子供の興味をそそるようにちょっとしたイラストが入っているカラフルな表のほうが、子供の食いつきはいいかもしれません。
貼るだけではあるのですが、この表を貼る位置には十分に気をつけてください。
この漢字表(漢字ポスター)を貼る位置は、子供がトイレに座ったときの真正面にすること。そして、目の高さに貼り付けること。
トイレに座ったら自然と目に入るよう位置に貼り付ければいいのです。
たったこれだけで、親が何を言うわけでもなく子供は、トイレに入るたびに勝手に勉強をします。
おそらく子供にも勉強している気はまったくないと思いますが、繰り返し同じ漢字を見ることで自然と頭に入っているんですね。
これだけやっておけば、漢字の力があがるというわけではありませんがほかの勉強法とあわせて挑戦してみてくださいね。

3、オリジナルの漢字練習帳

最後のひとつは、オリジナルの漢字練習。
このページでは、このオリジナル漢字練習法をお伝えします。
「結局、漢字の書き取りをするんでしょう。家でも漢字ドリルをやってるんだけど・・・」
確かにそうかもしれませんが、このサイトは「環境教育」をお勧めしていますから、小学生の子供が楽しく続けられる漢字書き取り勉強法を紹介したいと思います。
小学生の子供が楽しく取り組める方法は、まず漢字の書き取り字体に興味を持ってもらわなければなりません。
興味がなければ覚えません。
普通に漢字の書き取りをやっていたら楽しくもなんともありませんよね。
小学生の子供が漢字を覚えるのを嫌がるのも無理はありません。
漢字を覚えさせるには一工夫必要なのです。
日常の生活の中で起こった身近なことが事が漢字書き取りの問題になっていたら子供は興味を持つと思いませんか?
我が家はおばあちゃんの家によく遊びに行きます。そして、おばあちゃんの家にはけんたという犬がいるんです。それを、そのまま漢字の教材にします。
例えば、

おばあちゃんの家には大きな木があります。
木のかげには、犬のケンタがねています。
今日は、おばあちゃんといっしょに近くの小さな公えんであそびました。

もちろんこんな漢字ドリルは売っていませんから親が作ります。
でもね、作り方は意外と簡単なのです。
1、まず、子供の教科書を見ます。
2、覚えるべき漢字やすでに習った漢字に目を通します。
3、漢字練習帳に昨日の出来事や身近な出来事を題材に問題を作ります。

※ 多少、先取りの漢字が入ったところで問題ありませんよ。
なれれば、小学生の漢字ですので5分で漢字練習帳1ページを書けるようになります。
漢字の問題集だけ渡して、「早くやりなさい!」では、子供のやる気も萎えてしまいます。
ですが、オリジナルの漢字問題を親が作ることで、子供は一緒に漢字の勉強をしているように思えるみたいです。
身近な話題を漢字の問題としているのも子供が興味を持って覚えるのに一役買っています。
子供が興味を持って漢字を覚えられるのがオリジナルの問題を作るメリットだと思っています。
身近な話題を問題にすると子供は、その経験をしているときの記憶がよみがえるようです。
記憶と書いている漢字が上手く結びつくのだと思います。
実際の【イヌ】を思い浮かべながら、「犬」という漢字を書く!こんな具合です。
そうやって記憶とあわせて覚えた漢字は、ただの漢字の書き取りとは一味違うようで、一度記憶されるとなかなか消えないようです。
ぜひ、小学生で漢字が苦手な子供に試してみてくださいね。
小学生の家勉オリジナル漢字ドリルはこちら >> 漢字ドリル

これらの方法は、子どもが漢字を楽しく覚えられるように工夫されています。子どもの興味や好みに合わせて選んでみてください。

タブレット教材で漢字力をアップ!

教科書や漢字ドリルは同じ漢字を繰り返し書いたり読み仮名をつけたりして進めていきますよね。
タブレットでの漢字学習は、同じ漢字を繰り返すのではなく、ゲームやクイズのようにいろんな漢字が次々に出題されるようになっています。
しかも何度も繰り返せますし、苦手な漢字をタブレットが記憶してくれたりもします。
これは、我が家でオリジナルで作った漢字ドリルと同じ方法です。
それを、タブレットが自動で行ってくれるのですから親は楽ちんですし、子供は楽しく漢字を覚えられるようになっています。
最近のタブレット教材は、学習のさせ方がとても上手だと感じます。

◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】

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