【質問】毎日の学習習慣が身につきません?

学習習慣

毎日勉強をするクセをつけさせたいと思っているのですが、親の想いはから回りするばかりで、子供は全く勉強のクセをつけてくれる気配がありません。
毎日勉強をしているご家庭ではどのような取り組みをしているのかを知りたいと思いました。
ぜひ、毎日の勉強のクセをつけるための取り組み方を教えてください。

毎日の学習習慣の身に着け方について (管理人より)

ご質問をありがとうございました。
確かに書いていないですね 【勉強の習慣を身に着ける方法】
小学2年生の楓には、毎日チャレンジに取り組ませていますが、いきなりチャレンジに毎日取り組めていたわけではありません。
そうなるまでには、前段がありました。
チャレンジでの勉強を習慣化する為の助走というのでしょうか?
学習習慣がついているどの家庭でも同じだと思いますが、いきなり、家庭学習を毎日できるようになったわけではないのですね。
家庭学習教材が届けば、1日1ページずつすすめて習慣化すると思うかもしれませんが、残念ながらそうではないのです。
毎日勉強できるようになるまでの方法はそれぞれのご家庭で違うのだと思います。わたしも他のご家庭の勉強方法を知っているわけではありませんから。
でも、似たようなことをしているのだろうとは思っています。
ちゃんと勉強を毎日する癖をつけているんですね。事前に。
どんなことをしているのかといいますと
子供に勉強を習慣化させるためにすることは
1、続ける約束をする
2、簡単なことを継続する
3、同じこと繰り返す
勉強を習慣化するために親がすることもあります。
1、勉強を始める時間を決めておく
2、はじめさせる
3、必ず評価する
習慣化を後押しするためにこんなこともしています。
1、リビング学習
2、机の整理整頓
3、規則正しい生活
こういったことをしているんですね。では、少し詳しく書いていきたいと思います。
子供に勉強を習慣化させるためにすることは、
1、続ける約束をする
これが重要。まずは、続けることを子供と約束しましょう。
強制ではなく、これだけの量の勉強を毎日やらないか?という提案からですね。
勉強する量は少なくてもいいんです。極端な話、最初は1日5分でもいいと思います。
子供に毎日勉強をすることを話すと「いいよ。」「やだ。」「う~ん。(考え込んだり)」と色々と反応はありますが、とにかく約束をさせる。
そのために、何かご褒美をつるしてもいいと思います。初めのとっかかりのための人参です。
でも、にんじんは、はじめだけですよ。
ご褒美がないと勉強ができないでは意味がありませんから。
2、簡単なことを継続する
簡単なことを毎日勉強させましょう。
難しい勉強を毎日続けろというのでは、大人でも嫌気がさしてしまいますからね。簡単でいいんです。
楽しいとか興味を引き出すために短い時間でも毎日勉強をさせる。
・算数であれば、計算問題を数問。
・国語であれば、漢字の書き取り数問。
その程度の勉強量でいいと思います。
だんだんと10分、20分と勉強に取り組める時間が長くなっていけばいいのです。
3、同じことを繰り返す
勉強は、同じことというかパターン化したものに取り組ませてくださいね。
・計算問題の足し算と引き算を5問ずつ。
・漢字の書き取り数問。
こう 決めたら余計なことはさせません。毎日違うことは絶対にさせません。
やると決めたら、これだけを続けさせます。
そう、続けさせるんです。
「量を増やいてほしい。」とか物足りなさを感じていない限りは勉強の量も増やしません。
興味がわいて来たり楽しいと感じてきたら、子供は勝手に量を増やしだします。
「もうちょっとできるよ。」とか「明日の分もやろうかな。」とかサインを出すようになるものなんです。
そのサインを引き出すためにも、たくさんほめてあげてくださいね。
勉強を習慣化するために親がすることもあります。
1、勉強を始める時間を決めておく
毎日の勉強を習慣化させるには、決まった時間に勉強をさせることをお勧めします。
朝でもいいですし、学校から帰ってからでもいいです。
どこかで「勉強をする時間」 これを決めて勉強をさせる。
毎日の勉強の習慣化にはこれが必要だと思っています。
時間が決まっていると、「あぁ~勉強の時間だ。」となるんです。
たとえば見たいテレビがあっても「勉強しなきゃ。」と考えます。
この時間になったら「勉強をしなきゃ!」が必要なんですね。
どうしてもテレビが見たいのなら、テレビが終わったとに必ず勉強をする。とか約束をすればいいのです。
我が家でもよくあります。
2、はじめさせる
勉強の時間のタイムキーパーは親です。
決めた時間に勉強を始めないようなら、声をかけてください。
毎日のことですから、気分が載らないとか、めんどくさく感じることもあるはずです。
でも、ここで妥協をしない。ちゃんと約束をして初めていることなのですから。
ここは厳しくするべきところ!
ただ、勉強を嫌がるのは、「甘えているか?」「勉強がわからなくなっているか?」のサインです。
難しいことに取り組ませているわけではありませんから、勉強をするように仕向けてください。
ここで、手を抜くと習慣化はされませんよ。
3、必ず評価する
必ず、子供の勉強が終わったら、勉強したところをチェックをしてあげてください。
これが、一番重要 です。
答えが合っている。間違っている。どう間違えているのか?
正しく書けているか。などなど。
答えの確認をしてあっていれば○を付けてあげてください。
スタンプとか花丸とかいろいろと。その日の出来で、丸付に変化を加えるとと子供は喜びます。
そして、出来ていれば「ほめて」あげてください。大げさなくらいでいいです。
短い時間の簡単な勉強でも親から褒められる(評価)をされることで、勉強は楽しいものと教えてあげてください。
実際にむつかしい問題を解けるようになったとか、テストで100点をとれたという時は、楽しいですよね。そういった経験は、誰でもあると思います。
毎日コツコツと計算と音読だけでも続けることで学力は必ず上がっていきます。
テストの点数が上がれば、それが子供の「がんばろう」の気持ちにつながっていきますから。
習慣化を後押しするためにこんなこともしています。
1、リビングで学習
やっぱり、リビングで勉強をさせると目が行き届くのでいいんですよね。
親は子供を見やすいし、小学生くらいだと親が近くにいると集中して勉強ができるんですね。
そして、勉強が終わったら、ササッと丸付や評価をしてあげられる。
勉強中に躓いていそうなら、声をかけてあげられる。
こういったフォローができることで勉強を習慣化しやすくするのだと思っています。
2、机の整理整頓
うちの場合は、3人の子供にそれぞれ学習机を用意していません。
みんなリビングで勉強をしています。
その代り、自分たちの教科書などを整理しておける棚を用意しています。
そこに必要なものを教科ごとに整理しておいてあります。
これがぐちゃぐちゃだと探すから始めるになりますので、子供ってそれだけで勉強がおっくうになるんですね。
すぐに勉強を始められる環境にしておくというのも意外と重要です。
3、規則正しい生活
子供が寝る時間とおきる時間なのですが、これがその日その日で違ってしまうと、生活にリズムを持てません。
毎日決まった時間のおきて、学校に行き帰ってきて勉強をする。
決まった時間に夕食を食べて決まった時間に寝る。
この生活のリズムが必要です。
このリズムができていると勉強する時間を決めやすですし、勉強の習慣化はしやすくなるでしょう。
一言で勉強の習慣化するといってもこれだけのことをしているんですね。
逆に言えば、これだけのことをした結果、毎日の勉強が習慣化したともいえます。
ですが、あまり気負わないでください。
毎日毎日、勉強の習慣が身についている子供でも、1日もサボらずに勉強をしているわけではありませんから。
大人でもそうですが、毎日続けるのって本当に大変です。
言葉でいうのは簡単ですけど。
だから、さぼってしまうこともあります。子供ですから。用事があって勉強ができない日もあります。
でも、毎日勉強をするという意識は、私もママも子供たちも持っています。
親  「昨日の分勉強できなかったね。」
子供 「 その分やらなきゃね。」
この意識は付いています。
気負いすぎずにコツコツ無理せずに続ける。サボったり、出来ない日があってもそれはご愛嬌。
これが勉強を習慣化するための最大のコツかもしれません。

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