子供が家で勉強をしている時に、「何も声を掛けない。」は、論外です。
でも、子供かけさえすれば、そのことだけで、子供の勉強への「意欲」「やる気」を引き出すことは可能だと思っています。
ちなみに、声かけもしやすいので我が家では、3人の子供はみんなリビングで勉強をしています。
とはいっても、常に一緒に勉強をしているわけでもありません。
キッチンからママが声をかけるということもたくさんあります。
勉強を始めるときと終わった時だけ、声をかけることもあります。
勉強をするときにすんなり勉強を始めることもありますのでその時はほっておきますしね。
我が家でもそうですが、問題は、「なかなか勉強を始めない時」 や 「ごねる時」 です。
勉強をなかなか始めないような時には、こんな言葉をかけています。
「一緒にやろう。分からなければ教えてあげる。」
「一緒に考えよう。わからないことがあるのは当たり前。
それをわかるようになるのが勉強なんだよ。」
「分からなくても大丈夫。一緒にやるんだから。」
こういった言葉をかけることで、「一緒に勉強しようという気持ち」を伝えられます。
子供が、「子供が自分一人ではできないのではないか?」という不安を取り除いてあげられます。
勉強している最中にも
「いいね。解けているじゃん。」
「だんだん分かってきたね。」
「できるようになってきたね。」
「すごいじゃん。この問題は難しいのに正解だよ。」
こういった言葉をかけることで、子供は解らなかったことが解るようになること実感するはずです。
出来ないことができるようになったわけですからテストの点数も上がるんですね。
テストでいい点数を取れれば優越感もありますし、自信にもつながります。
「もうちょっと頑張ろうかな!」 という勉強への前向きな気持ちも出てくるものです。
勉強が終わったとには、
「こんなにできるとは思わなかった。」
「大変だったけど、どうだった?」
「あったまいい。天才ィ~。」
「よく頑張ったね。またやろう。」
必要なの否定的な言葉ではなく肯定する言葉なんですね。
ですから、やる気が出るような言葉だけを使うようにしています。
だって、「なんでできないの?」「どうしてやらないの?」と言ったって何も状況は変わりませんからね。
そこに返ってくるのは、子供からの反発だけでなんです。
子供は、
- 親が勉強を気にかけていてくれたり
- 一緒に勉強をしてくれたり
- わからないことが分かるようになって褒めてもらえる
こんなにうれしいことばかりです。
これは全て、声かけだけで引き出すことが出来るんですね。
この積み重ねの結果、「勉強って楽しいかも」という意識が子供の中にスクスクと育っていくのだと感じています。
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