【質問】小学生2年生で勉強についていけなかったら?

勉強についていけない

小学2年生の娘がいます。子供の成績があまりにもひどく頭を抱えています。
国語も算数も全く授業についていけていないようです。
宿題をしても時間ばかりがかかってしまい、終わったものを見ても散々な状態です。
子供に勉強を教えはしますが、上手に伝わらないようでこちらがイライラして言葉がきつくなってしまいます。
これから学年が進むにつれて正直どうすればいいものかと思っています。塾に通わせることで少しは変わるのかとも考えています。

小学生2年生で勉強に遅れてしまったら (管理人より)

ご質問をありがとうございました。
2年生の半ばであれば、まだまだ十分に挽回できるでしょう。あまり、思いつめると子供にもいい影響はありませんよ。
ですが、 2年生の後半になると算数も九九などが入ってきて難易度が高くなります。
そうなると遅れを取り戻すのはなかなかしんどくなってしまいます。夏休みが勝負ですね。
まず、はっきり行っておきます。塾に通わせても学力の回復は難しいでしょう。
おそらく・・・
・ 勉強がわからない。
⇒勉強は面白くない。
⇒わからないし、なるべく勉強を避けたい。
こんな状態になっているのではないでしょうか?
その状態で「勉強をしなさい」と親が言っても、子供の気持ちは「えー、なんで。」です。
でも、子供の気持ちは、
・ 親が言うから仕方がない。
⇒でも、わからない。自分では解決できない。
⇒でも、親にやれといわれる。
⇒もう! どうすればいいの???
という状態のはず。
こんな状態で、勉強をするわけがありません。
こうなり理由は、勉強がチンプンカンプン。わからないからです。
解決策は、ただひとつ。勉強がわかる状態に持っていくこと。
それにはまずは、家で勉強をすることです。
小学校2年の子供に自力でわかるようになれといたって無理ですから、【親が勉強に付き合う】ことです。
そして、子どもがわからないところまでさかのぼって勉強をすることです。
もしかしたら、初歩の初歩までさかのぼらなければならないかもしれません。
でも、それでいいのです。だって、わからないんですから。
勉強は、コツコツとわからないことをなくす作業です。
わからないことがあるから、問題が解けいないのです。
ですから 、わからないところまでさかのぼる勇気を持ってください。
わからなくなっているところから、コツコツと積み上げれば必ずわかるようになります。
わかるようになれば、スラスラ問題が解けるようになります。
どこがわからないのか?そこは子供では判断できません。
塾に頼っても、そこまでしてくれません。だから、親のあなたがするのが一番です。
親が、「よし、わからないところまで戻って勉強しよう。」
「大丈夫、ママ(パパ)がちゃんと教えてあげるから。」
といえば、子供のやる気は出るはずです。
親だって、覚悟を決めて子供の分かっていないところが分かればイライラしないものです。
分かっていないところが分からないから、イライラするのです。
親は、「ここを説明すれば、わかるようになるだろう。」そう思って一生懸命に教えるけど子供は分かってくれない。
こうなるからイライラするんです。
引き算が分かっていないと思って一生懸命に教えても、数字の1~10が曖昧だったら引き算なんて簡単に覚えられるはずもありませんよね。
でも、分からない所までさかのぼる覚悟があれば、やることがハッキリします。
あとは 、それをコツコツとつぶしていく。
そうすれば、階段を上るように少しずつできるようになります。学力は上がります。
「1年の初めからでもいいや!」そう覚悟を決めて分からないところまで戻ること!
これが解決策だと思います。

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