1年生の息子がいます。
先日、面談があり先生と話をしてきましたが、話を聞く集中力が欠けているといわれてしまいました。
具体的な例を挙げると帰り際に連絡ノートに書くことをほかのことに気を取られてしまうようで、書き留めていない。
先生が「書いていますか?」と声をかけると、何をしていいのか?わかっていないようだと。
授業中も何か上の空のようなことがあるらしく子供の成績をみても、確かにそうなのかなと思ってしまう成績です。
どのような取り組みをしたら集中力が上がるのでしょうか。
小学生1年生の集中力について (管理人より)
ご質問をありがとうございました。
自慢にもなりませんが、私も小学生のころはいろんなことに興味がいってっしまうタイプの子供でした。しなければならないことができない子供だったんですね。
ちなみに今の私は集中力もありますし、仕事もきちっとできる人間だと思っています。
自分では・・・。ですが。
良くとらえれば、好奇心と集中力がありすぎて、「やらなければならないこと意外に集中しすぎてしまう。」ともいえます。
興味のあることであれば、爆発的な集中力を発揮する可能性があるわけです。
そう考えれば、あまり心配しすぎることではないと思います。
とはいえ、授業や先生から言われたことができないと勉強も遅れてしまうでしょう。
では、 質問の内容にお答えしていきますね。
集中力というよりも
まず、
「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」
これができているかどうかですね。
基本中の基本といえます。ここが疎かになっていれば、授業はもちろん先生から言われたことができない子になっているはずです。
「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」 ができないということは、
「やらなければならないこと。」ができないということになります。
小学校の先生を否定するわけではないですが集中力がないのではなく話を聞く。理解する。実行する。の流れができないのです。
集中力の問題では無いと考えています。
聞くべき時に聞くということができない。聞いた事を実行できないのですからスイッチの切り替えが下手なのだと思います。
すべき時にすべきことをする力というのでしょうか。それが欠けている可能性が高いでしょう。
集中力があるかないかは、好きなことにどれだけ没頭できるかで計れます。
一回集中した時にどれだけ集中力を切らさずに長い時間継続できるかですから。
ではどうやって、「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」の力をつけるか。
まだ、小学校の1年生ですから 【家でお手伝いをさせる】 のがいいでしょう。
楽しくはないけどやらなければならない。ちゃんと話を聞いて、何をすればいいのかを理解して、実際にやる。
という流れは、「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」が必要です。
おそらく、「めんどくさい。」「いやだ。」とお手伝いをやりたがらないのではないでしょうか。
でも、連絡帳にい先生が言ったことをしっかりと書きとめられる子は家で、お手伝いをお願いされたらできるはずです。
我が家の小学二年生の楓は、夕食の配膳をしたり食器を下げたりと自主的にやれます。
長女の桜や三女の椿よりもお手伝いをしっかりとやってくれます。
そして、一番しっかりと連絡帳を書いてくるのが楓です。
お手伝いは、
・ 夕食のお箸を並べる
・ 自分の食べたものを下げる
・ 簡単なゴミ出しをする
・ 植木に水をあげる
こういった小さなことから、だんだんと難易度を上げるようにすればいいと思います。
地道な訓練ですが、お手伝いレベルで
「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」
ができるようにサポートをしてあげてください。
「話を聞く。」⇒「理解する。」⇒「実行する。」ができるようになれば、先生に言われた連絡帳を書き留められないなどの部分は解消されるでしょう。
言われたことを自分のこととして実行できる訓練をしてあげてください。
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