小学1年生の勉強法について!

小学1年生の勉強について

小学一年生が勉強で求められることってなんだか知っていますか?
ベテランの親であれば、わかっていることかもしれませんが、初めて子供が小学生になったお父さんとお母さんに向けて書いておきますね。
まずは、小学校1年生は何に注意をして勉強をすすめればいいのか? そして、小学1年生はどんなことを身に着けることを求められるのか?
これがわかっていると気持ちも少し楽になります。

小学一年生が勉強で求められること

3人の娘が小学一年生を経験しましたが、そこから感じたのは勉強・勉強というよりも小学校の生活に慣れて、勉強する環境に頭と体を慣らすことに力を注いでいるように感じています。
そのため勉強の進み具合も2年生と比べてゆっくりですし、覚えることも複雑なことはありません。
学校で習うことも基礎の基礎といっていいでしょう。
小学1年生の子供たちには、簡単というわけではないのでしょうが、小学校の授業は緩やかに勉強を進めていくといった印象です。

小学校の環境に慣れるって思いのほか重要!

小学校ですから、1年生の子供にしてみれば幼稚園とはがらりと環境が変わり大人のように感じる6年生がいたり、生徒数も多くなります。
先生も大勢いて、かかわる人たちの数も多くなります。
幼稚園の時とは違い遊ぶにしろ学ぶにしろ、ルールが定められています。時間割だったり、給食の時間だったり、掃除も自分たちでやりますし。。お昼寝の時間なんてありません。幼稚園の頃よりも長い時間を学校で過ごします。
ルールを守って自分で考えるということを求められますから子供たちは小学校という環境に慣れるのに必死なはずなのです。
1年生は、小学校という新しい環境に慣れることが最優先ですし、6年間勉強をするための基礎を作る段階といえます。
だから、学ぶ速度はゆっくりなのでしょう。

小学一年生の勉強のポイント

とはいえ、新しいことを学びます。ですから何の努力もしなければ、当然成績は追いつきません。いつの間にか勉強が苦手になっている可能性も十分にあるのです。
では、1年生で勉強が苦手にならないで2年生への準備をしっかりするにはどうすればいいのか?
小学1年生が勉強で求められるのは

  • 読む、書く、聞くができること
  • 足し算、引き算ができること

極端に言ってしまえばこれだけだとおもっています。
※体育・音楽・図工は除いて考えていますよ。
国語と算数の基礎の基礎さえできれば、何の心配もいらないのが小学一年生の勉強なんです。
もし、すでに読む、書く、聞くと足し算、引き算の基本ができているのであれば、難しいことに取り組むよりも理解度を深めることに力と時間を使うことをおすすめします。
では、どうやって

 ・勉強に対しての興味付けを自然と行っていけばいいのか?
 ・読み書き、計算の理解度を深めるればいいのか?

我が家の家庭学習の方法をお伝えしようと思います。

我が家の家庭学習法!小学一年生

自然に勉強への興味付けをしよう

「勉強をしなさい。」といっても嫌がるというのが通常のパターンですよね。
それを続けているとどんどん勉強を避けるようになるのが、これまたお決まりのパターンですね。
親としては、ため息が出てしまうパターンです。
でもこの状態をほっておいても、親の心配ばかりが増えて一向に子供の学力が上がってはいきません。
桜のときは、そんなことは無かったんですけどね、次女の椿は勉強いやいやパターンでした。
そこで、どうすればいいのかを考えました。
その結果、だったら「勉強をしなさい。」といわなければいいとなったのですが・・・。
でも、そうしたら勉強をしなくてもいいということになってしまわないか?そう思い、さらに考えて、考えて・・・・。
「勉強をしなさい。」といわずに勉強に興味を持たせる方法を考え出しました。
そして、出した結論は、・・・・・
「話をする。」
でした。
なんだそれ?と思っていませんか?話をするはすごい勉強法なんですよ。
椿の場合は、さんすうのテストを見ても問題なさそうです。ちゃんと理解しているし確認テストも満点を取ってくるんです。攻略するべきは国語でした。
何の話をするのかというと、食事のときに学校の話を意識的にするようにしました。
ごく普通に、「今日は何して遊んだの?」くらいの会話からはじめます。
会話のイメージはこんな感じです。

パパ 「今日は、学校で何して遊んだの?」
椿   「○○したり、○○ちゃんとあそんだよ。」
パパ 「楽しかった?」
椿  「うん。」
パパ 「そっか、楽しいなら良かったね。」
「○○ちゃんは友達なんだ。」
椿  「うん。そうだよ。」
パパ 「今日の授業は何があったの?」
椿  「うーんとね。(ママが助け舟を出しながら)さんすうとおんがくとこくごとせいかつ。」
パパ 「国語はさー、どんなことをやったの?」
椿  「教科書よんだ。」
パパ 「教科書を読んだんだ。じょうずに読めた?」
椿  「うん。」
パパ 「じょうずに読めたなら、すごいじゃん。えらい。えらい。」

こんな会話をするんです。
するとどうなっていくか?毎日こんな話をすることで子供からの返事が変わってくるんです。
回数を重ねるごとに椿からの返事が具体的になっていったんです。

椿 「今日はね、あかい とり ことり をみんなのまえでよんだんだよ。」
「○○さん(クラスの子)もよんだけど、じょうずに読めなかった。」
「椿はね。せんせいがじょうずですっていってくれた。」

こんな会話に変化していくんですよ。
おそらく、家族でいるときに学校のこと(勉強)の話をすることで

  • ・学校で今何を勉強しているのか?
  • ・なにができるといいことなのか?(成績に影響するのか?)

こんなことを自然と 意識しだしたのだろうと思います。
あとは、パパへの報告をしっかりとしたいので頑張るという一面もあるのでしょう。
我が家では、「何気ない学校の話」をキッカケに毎日少しずつ勉強をするという意識が植え付けられたように感じます。
毎日、子供と学校の話をすることで、さらにいいこともありました。

チェック!

・子供が何に興味を持っているのか?
・今誰と仲がいいのか?
・どんなことをして遊んでいるのか?
・学校で今何を勉強をしているのか?

こんなにいろんな情報が子供から直接入ってきます。
ここにアンテナを張っていれば、子供の様子がおかしいとか?ちょっと友達関係が上手くいっていないのかな?とか、そういった子供の今の状況を把握できるんだなと改めて思いました。
おそらく、長女の桜の時には無意識でやっていたのだろうと思いますが、娘が3人となるとこういった日々の会話を意識していないと忙しさに流されて【子供の今】にうとくなってしまうのだろうと感じました。
なかなか食事の時間が合わなかったり、話ができないということもあるのですが、なるべく学校の事を娘と直接話ができるように心がけたいものです。
では、次にできるようになったことの理解度を深めるにはどうしたらいいのかをお伝えします。
理解度は、読み・書き・計算の応用にすごく影響します。理解度の深め方はこれしかないといっていいでしょう。

読み書き、計算のの理解度を深める方法

・読む、書く、聞くができること
・足し算、引き算ができること
これらの理解度を深める方法は、一つしかありません。
それは反復・繰り返しです。
なんだ、と思うかもしれませんが反復の力を甘く見ないでください。
勉強がしっかりできる子供は、この反復ができているんですね。
反復をすることで解ける問題のレベルは劇的に向上していきます。
たとえば、
 ・ 5+5=
この問題を解くとしましょう。
小学校1年生なら、指を使って数を数えて10という答えを出せればテストでは点を取れます。
解ける、わかっているんです。
反復ができていて5と5を足せば10という答えがぱっと頭に浮かんでくる子供も同じようにテストでは点を取れます。
解ける、わかっている。そして、使いこなしている。
では、この二人に九九を教えた時にどうなるか?ということなんです。
掛け算は、5+5+5 は 5×3 という式になります。
そして答えは、15になります。
という説明をしたときに指を使って計算をしているレベルでは、頭の中がパニックにることでしょう。
反復をしていない子供は理解が追いつかないという状態に陥るのです。
1年生の時には、勉強で問題は無かった(成績はよかった)のに・・・。
2年生の最大の難関といわれる、九九で躓いてしまう子供は、こういったテストの点数では測れない部分が影響をしてくるのです。
では、5+5=10 がぱっと頭に浮かぶようにするにはどうしたらいいか?
それは、反復練習しかありません。
国語でも算数でも一年生に一番いいのは、

チェック!

・足し算引き算を毎日10分でいいので繰り返すこと。
・国語の教科書を毎日10分でいいから繰り返し読むこと。

最低でもこれだけは、親が声をかけて毎日やらせるようにしてみてください。
これだけで子供の成績がぐんとよくなるはずです。そして、2年生になってからの勉強がぐんと楽になるはずですよ。
反復学習が効果がある理由と勉強方法はこちら  >> 反復学習法!

おすすめの家庭学習教材

今、学習用のタブレットがすごく充実しています。つまずいた個所の解き直し機能だったり、勉強の進み方がわかる親への通知機能だったり。我が家でも冊子からタブレットに変えましたが子供の食いつきもゲーム感覚でいい感じです。英語についても発音やヒアリングの勉強ができるのタブレット学習ならではと言えるでしょう。ただ、ちょっと高いのが難点かな。それを補う良さがあるのでおすすめの家庭学習教材です。
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